単行本

光の人 今井彰

1,980 (税込)
発売日2018年09月28日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ヒカリノヒト
ページ数 352ページ
判型・造本・装丁 四六判 小口折 並製カバー装
初版奥付日 2018年09月30日
ISBN 978-4-16-390897-7
Cコード 0093
試し読み
書店在庫
ネット書店で購入
単行本

光の人 今井彰

1,980 (税込)
発売日2018年09月28日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ヒカリノヒト
ページ数 352ページ
判型・造本・装丁 四六判 小口折 並製カバー装
初版奥付日 2018年09月30日
ISBN 978-4-16-390897-7
Cコード 0093

こんな素晴らしい男が日本にいたのか!

戦後、1000人の孤児の生を支えたひとりの男がいた!

NHK「プロジェクトX」の元プロデューサーが描く、実在の人物をモデルにした感涙の物語。

太平洋戦争当時、東京大空襲などによって、多くの戦災孤児がうまれました。戦後の混乱のなか国の支援もなく、両親も家も失った孤児たちは、ある者はなすすべもなく命を失い、またある者は生きるために悪の道を受け入れざるをえませんでした。
その孤児たちに手を差し伸べたのが、本作『光の人』の主人公、門馬幸太郎です。二十代の若き門馬は教師の職を投げ打ち、収入の見通しもないまま、孤児たちとの共同生活を始めます。
実は、この小説には実在のモデルがいます。NHK「プロジェクトX」のプロデューサーだった著者の今井彰さんは、パーソナリティをつとめるラジオ番組でこの人物に出会いました。その生き方に心を打たれた今井さんは以来、取材を重ね資料を集め、書き下ろし小説として、彼の人生を結実させたのです。
食糧難から親の虐待へ。孤児たちが味わう苦しみの様相は時代とともに変わりますが、門馬は公的な支援がないまま、その一切から逃げることなく、戦後1000人の孤児を育てました。その背景には、門馬自身の悲惨過ぎる戦争体験がありました。
こんな素晴らしい男が日本にいたのか。そんな圧倒的な感動と衝撃に言葉を失います。読めば絶対に泣けてしまう、心を揺さぶる感動巨編の誕生です。

目次

プロローグ 巡り合う者たち
第一章 戦争孤児
第二章 試練の季節
第三章 嘆きの拳
第四章 日本脱出
第五章 棄児
第六章 王道楽土

担当編集者より

著者の今井彰さんのメッセージです。
〈激動の戦後、千人の孤児たちの命と未来を守りぬいた人がいた。最も深く大きな愛だった。その時、彼は十七歳の少年先生。職も我欲もなげうって、半世紀に及ぶ茨(いばら)の道を歩いた。この小説は着想から、六年の歳月をかけて書き上げた。この国の歴史には記されなかった切なく雄々しい愛の物語である〉。
この本の読者が、一人の男の奇跡のような生を通して、人間の計り知れない素晴らしさに出会うことを、確信します。

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入

Rankingランキング

全て見る

Eventイベント

最新イベント

一覧を見る
【金沢&富山W地元開催】新刊『銀嶺のかなた』刊行記念 安部龍太郎さんサイン会が小説の舞台となった加賀前田藩お膝元で開催!
【金沢&富山W地元開催】新刊『銀嶺のかなた』刊行記念 安部龍太郎さんサイン会が小説の舞台となった加賀前田藩お膝元で開催!
11/22(金)19:00~イベント開催! 中山祐次郎×秋谷りんこ トークイベント「お仕事小説を書こう!」
11/22(金)19:00~イベント開催! 中山祐次郎×秋谷りんこ トークイベント「お仕事小説を書こう!」
長嶋有×宮内悠介トークライブ「僕たちの原点を探して」開催
長嶋有×宮内悠介トークライブ「僕たちの原点を探して」開催
文藝春秋 コミック編集者募集 佐伯泰英特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト