書名(カナ) | シヌンジャネーゾ イジメラレテイルキミハゼッタイワルクナイ |
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ページ数 | 208ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2019年08月10日 |
ISBN | 978-4-16-391072-7 |
Cコード | 0095 |
いじめに悩む子どもたちが、未来の扉を開くために――
あなたの時間はあなたのもの。
あなたの命はあなたのもの。
誰にも奪うことはできない。
タレント、女優、歌手、声優として活躍する中川翔子さんが、いじめで不登校になり、「死にたい」とまで思い詰めた先に見つけた気持ちを文章と漫画で綴ります。
大人になったいま、中川さんがなによりも伝えたいのは「ゼッタイに、死を踏みとどまってほしい」という切実な思い。
本書では中川さんがSNS時代のいじめの現状を専門家や子どもたちにも取材して、「いじめをなくすためにいまできることは何なのか」についても考えていきます。
いじめで傷つき悩んでいる子供たち、さらには、その周囲のすべての親や教育関係者にも向けた渾身のメッセージです。
学校に行くのがつらい、そんな夜に読んでほしい。
もくじ
はじめに
第一章 わたしのいじめ体験
スクールカーストのなかで
「キモい子」というレッテル
自分の好きなことを否定された修学旅行
誰からも話しかけてもらえない苦しみ
「あいつ、ゲロマシーンじゃね?」
地獄のランチタイム
大人の裏切り、ローファー事件
母との大ゲンカ
第二章 いまの時代のいじめについて
〈インタビュー〉
まずは大人に変わってもらいたい
みゆうさん
「逃げ道」ではなく「違う道」
ちはるさん
誰もがいじめの標的になる時代
石井志昂(「不登校新聞」編集長)
第三章 いじめ時間をサバイブする
「卒業すれば楽になるよ」と言われても
今日一日をサバイブする
「死にたい衝動」とどう向き合うか
心の傷は一生消えない
いじめを連鎖させないためにできること
いじめているほうが一〇〇パーセント悪 い
「助けて」と声をあげてほしい
学校以外の居場所は必ずある
学校が変わることで道は開ける
わたしの未来をみつけてくれた先生の話
インターネットとSNS教育
第四章 未来の種を見つける「さなぎの時 間」
「明るい遺書」が人生の転機に
共感できる人は必ずいる
十代の「暗黒時代」がいまの自分を作っ た
「自分が幸せと思える瞬間」を見つける
いじめのサインを見逃さないで
「隣(とな)る人」になる
いじめている君へ
すべての命に尊い奇跡がある
あなたの命は誰にも奪うことはできない
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