書名(カナ) | プロレススーパースターレツデンヒロク |
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ページ数 | 256ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2024年11月30日 |
ISBN | 978-4-16-391921-8 |
Cコード | 0095 |
これはすべて実話である!!
初代タイガーマスクが登場しプロレスブームに沸く1980年代前半、『週刊少年サンデー』に連載され、少年たちの心を鷲掴みにした漫画『プロレススーパースター列伝』(原作・梶原一騎)。ファンタジーと実話の融合が魅力の一つだったこの伝説的作品の制作秘話を、作画を担当した原田久仁信氏が初めて余すところなく明かす!
渾身の描き下ろし漫画『「列伝」よ、永遠なれ』(33ページ)も収録!
主な目次(※一部抜粋)
第1章 ペルソナ
初代タイガーマスク
原作者自ら「正体」に迫る/「疑わしきは真実」/「虎の仮面」に隠された葛藤/理想を追い求めた佐山の「それから」
第2章 漫画家への道
あらゆる梶原作品を読破した少年時代/小学館の新人賞に入選しプロデビュー/「描くんだよ。君が」/漫画界にも空前のプロレスブーム
第3章 悪玉と善玉
ザ・ファンクス スタン・ハンセン アブドーラ・ザ・ブッチャー
「ザ・ファンクス」で連載開始/猪木談話はすべて創作だった/ブッチャーに支払った10万円/「ガマ・オテナ先生」を探して
第4章 「ウラウナ火山」を探して
アンドレ・ザ・ジャイアント ミル・マスカラス
コミックスの印税額で分かった「大反響」/マダコ攻撃を描くため生物図鑑を購入/セリフの取り違えでハワイから国際電話/「鉄人」ルー・テーズの涙
第5章 伝説と真実
タイガー・ジェット・シン BI砲 カールゴッチ リック・フレアー
写真が存在しない「伊勢丹前襲撃事件」/最も注意を払った「力道山刺傷事件」/連載中に外国人選手の引き抜き戦争が勃発/「4の字固めは短足ほど有利」の説得力
第6章 「ワン・モア!」
ハルク・ホーガン ブルーザー・ブロディ ザ・グレート・カブキ
破壊された腕相撲ゲーム/自分にもできた「指の第一関節曲げ」/原作者逮捕と「アントニオ猪木監禁事件」/突然の連載打ち切りに呆然
第7章 『男の星座』
仙人になった梶原先生/講談社編集者と銀座クラブで再会/自ら命を絶った「ジャニーさん」/最後に届いた「血染めの原稿」
エピローグ
作品に残された「人間のあるべき姿」/梶原先生の幻影を求めて/深夜のアルバイト生活で学んだこと/「まことのプロレス」を胸に
描き下ろし漫画33P 『列伝』よ、永遠なれ
プロローグ
第1章 ペルソナ
初代タイガーマスク
読者の人気投票で3位に/蔵前国技館の衝撃デビュー戦/原作者自ら「正体」に迫る/「太陽仮面」ソラールへの制裁/「疑わしきは真実」/「虎の仮面」に隠された葛藤/差別主義者ではなかったブラック・タイガー/理想を追い求めた佐山の「それから」
第2章 漫画家への道
老画家と「アトリエ」の記憶/あらゆる梶原作品を読破した少年時代/「偏見」を払拭させた猪木プロレス/大御所漫画家に履歴書を郵送/小学館の新人賞に入選しプロデビュー/『サンデー』編集部からの電話/「描くんだよ。君が」/漫画界にも空前のプロレスブーム
第3章 悪玉と善玉
ザ・ファンクス
スタン・ハンセン
アブドーラ・ザ・ブッチャー
「ザ・ファンクス」で連載開始/猪木談話はすべて創作だった/ブッチャーに支払った10万円/アシスタントとステーキ屋に繰り出す/漫画家泣かせの「ジャンボ鶴田」/梶原先生からの直電話/「ガマ・オテナ先生」を探して/中華鍋で熱した小石に〝地獄突き〟/反響のあった意外な「隠れキャラ」/砕け散った日本人形/列伝名物「死のバトルロイヤル」
第4章 「ウラウナ火山」を探して
アンドレ・ザ・ジャイアント
ミル・マスカラス
コミックスの印税額で分かった「大反響」/4日間ですべてを完成させる/「木こり伝説」のリアリティ/輝く光は暗闇のなかから生まれる/再現を断念した「吊り天井固め」/マダコ攻撃を描くため生物図鑑を購入/デストロイヤーとの死闘/マスカラスの慈愛に潜む「梶原イズム」/セリフの取り違えでハワイから国際電話/「鉄人」ルー・テーズの涙
第5章 伝説と真実
タイガー・ジェット・シン
BI砲
カール・ゴッチ
リック・フレアー
写真が存在しない「伊勢丹前襲撃事件」/コールタールのなかの水牛/力道山の理不尽な「差別待遇」/馬場が経験した「日系レスラーの屈辱」/最も注意を払った「力道山刺傷事件」/連載中に外国人選手の引き抜き戦争が勃発/「ダラ幹」の本当の意味/蔵前国技館の控室で「金縛り」/幻の短編「カール・ゴッチ編」/ショーマンシップに欠けた男の悲劇/「4の字固めは短足ほど有利」の説得力/キラー・コワルスキーの「耳そぎ事件」
第6章 「ワン・モア!」
ハルク・ホーガン
ブルーザー・ブロディ
ザ・グレート・カブキ
賑やかな年始の梶原邸/「超人」ホーガンのミュージシャン時代/破壊された腕相撲ゲーム/『ロッキー3』でスタローンと共演/最盛期を迎えていた『サンデー』/刺殺されたブロディの人生観/シンガポール出身のカンフー達人/自分にもできた「指の第一関節曲げ」/届けられた「ジャンボ鶴田編」の原稿/原作者逮捕と「アントニオ猪木監禁事件」/突然の連載打ち切りに呆然/段ボール箱に詰まった読者はがき
第7章 『男の星座』
自力で長州を取材し新連載をスタート/仙人になった梶原先生/最大の理解者「篤子夫人」との生活/講談社編集者と銀座クラブで再会/主人公「梶一太」に託した思い/自ら命を絶った「ジャニーさん」/最後に届いた「血染めの原稿」
エピローグ
作品に残された「人間のあるべき姿」/梶原先生の幻影を求めて/深夜のアルバイト生活で学んだこと/「まことのプロレス」を胸に
描き下ろし漫画『列伝』よ、永遠なれ(33ページ)
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