書名(かな) | いちおくとっこうへのみち とっこうたいいんよんせんにんせいとしのきろく |
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ページ数 | 304ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2025年08月10日 |
ISBN | 978-4-16-392003-0 |
Cコード | 0095 |
誰が、なぜ選ばれたのか?
極秘資料が明かした選別の実態とは
2024年8月17日に放送され、大きな反響を呼んだNHKスペシャル『“一億特攻”への道~隊員4000人 生と死の記録~』の書籍化。
今から80年前、太平洋戦争終盤の1944年10月に始められた「特攻」。終戦当日まで10か月にわたり続けられ、隊員たちの出撃が次々と報じられる中、国民の多くも、彼らに続けと「一億特攻」を叫んだのである。
番組ディレクターである著者は、これまで特攻隊員の遺族取材を15年に以上にわたって続けてきた。その過程で特攻隊員約4000人の本籍地や経歴を徹底調査。体当たり攻撃を命じられた人、命じられなかった人、その線引きは一体どこにあったのか。これまで謎だった隊員たちの選別の実態に迫る極秘資料を入手した。
長期間にわたる取材で浮かび上がってきたのは、当時の日本人が特攻を希望とみなし、国のすみずみまで熱狂が支配していく過程でもあった。
写真、図表多数収録。戦後80年目にあの戦争を振り返るにふさわしい一冊!
目次
序章 4000人マップの誕生
1章 故郷の熱狂〜発掘資料「大君の楯」〜
2章 隊員たちの最期〜米軍映像がとらえた真実〜
3章 家族に届いた遺書〜海上自衛隊 教育参考館 近江一郎資料〜
4章 「熱望」「望」「否」〜国立公文書館 特攻志願者名簿〜
5章 そして“一億特攻”へ〜終戦の最後の日まで~
終章
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