| 書名(かな) | ひぐまをうつ |
|---|---|
| ページ数 | 304ページ |
| 判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
| 初版奥付日 | 2026年09月30日 |
| ISBN | 978-4-16-392150-1 |
| Cコード | 0095 |
◆◆◆◆ 激突! クマvs 人間 命がけの戦い ◆◆◆◆
なぜクマは人を襲うのか。
今、日本のクマに何が起きているのか。
2025年、日本におけるクマによる人身事故の被害者は238人、そのうち13人が死亡した。いずれも統計開始以来、最悪の数字である。特筆すべきは、自宅の居間や商業施設など、これまで考えられなかったような状況で人が襲われるケースが増えてきたことである。
なぜ、クマは人間の生活圏に侵入し始めたのか。
本書の第1部「クマに襲われる」では、岩手県北上市の温泉施設で従業員が襲われた事故や、秋田県鹿角市で4人が死亡した「十和利山クマ襲撃事件」など、実際に起きた襲撃事故について、ハンターや遺族、研究者など関係者の証言を集め、「その日、何が起きたのか」を丹念に検証していく。
第2部「羆を撃つ」では、クマと人間との軋轢の最前線に立つ「羆撃ち」たちを追う。クマの痕跡から、その行動を予測し、追い詰め、ときに命懸けで引き金を引くハンターたちの目を通して、クマと人間の境界でいま何が起きているのかを描き出す。
本書は単なる「クマ本」ではない。クマと人間の生死が交錯する「最前線の記録」である。
【本書で扱っている主な内容】
●山菜採りの4人がクマに食われた――秋田県鹿角市・十和利山クマ襲撃事件
●「ギャー!」「畜生!」日高山系でワンゲル部の学生たちを襲った悲劇――福岡大ワンゲル部ヒグマ事件
●住宅地の真ん中にヒグマが現れた!――札幌市東区ヒグマ襲撃事件
●「このクマ、何食ってるんだ⁉」――謎のヒグマ「OSO18」を追った男たち
●露天風呂の従業員がクマに連れ去られた――岩手県北上市・瀬美温泉クマ襲撃
●「この7年間、オレに銃があれば」――北海道砂川市・ハンター猟銃返還訴訟
●「頭の皮がブラブラになって」「怒り狂った母グマが」――「羆撃ち」たちの死闘!
●「クマの攻撃は9割が顔面」「地面に落ちた鼻」――専門医が明かすクマ外傷の恐ろしさ
【著者プロフィール】
伊藤秀倫(いとう・ひでのり)
1975年生まれ。東京大学文学部卒。1998 年文藝春秋入社。「Sports Graphic Number」「文藝春秋」「週刊文春」編集部などを経て、2019年フリーに。ヒグマ問題やペットロスなど動物と人間の関わりをテーマに取材している。著書に『ペットロス いつか来る「その日」のために』(文春新書)がある。
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