書名(カナ) | ゴキゲンナヒトハジュウネンナガイキデキル ポジティブシンリガクニュウモン |
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ページ数 | 200ページ |
判型・造本・装丁 | 新書判 |
初版奥付日 | 2012年07月20日 |
ISBN | 978-4-16-660851-5 |
Cコード | 0247 |
米国では「ポジティブ・サイコロジー」(以下P・S)の研究が進んでいます。これは、人の「幸せ」と寿命、健康との関係の研究です。「病は気から」の実例と、「笑う門には福来る」実践法を紹介するのが本書のテーマです。一例を挙げれば、米国のP・S界では「ハッピー・ピープル・リブ・ロンガー」が定説となっています。勿論、例外はありますが、P・Sの研究では、「幸せ」な気持ちでいる人の方が、「不幸せ」に感じている人に比べ、血圧が低め(高血圧ではない)、あるいはガンになりにくく、“幸せな人が長生きする”ことが分かっているのです。では、どうすれば幸せな気持ちになれるのか。その実践法の一つが「スリー・グッド・シングス」です。これは、ご飯が美味しかった、天気が良かった、など身近で「良かったな」「嬉しいな」と感じたことを1日に3つ、理由とともに書き留める。すると、六ヵ月後の調査では、大半の人の「幸せ度」がアップしていたのです。本書には元気に長生きするための事例がふんだんに盛り込まれています。
筆者の坪田一男氏は慶応義塾大学医学部の教授で、ドライアイ、レーシックなど眼科が専門ですが、抗加齢医学会会員としてアンチエイジングにも積極的に取り組んでいます。100歳以上の高齢者へのインタビューも継続して行ってきました。そんな筆者の集大成ともいえる一冊です。
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