書名(カナ) | ニホンニゼツボウシテイルヒトノタメノセイジニュウモン |
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ページ数 | 256ページ |
判型・造本・装丁 | 新書判 |
初版奥付日 | 2015年02月20日 |
ISBN | 978-4-16-661010-5 |
Cコード | 0231 |
「政治には何も期待できない」という国民の政治不信。そして経済の低成長、野党再編、地方・女性・非正規、沖縄・日米同盟など山積する難問。しかしこうした現状は、政治を甦らせる好機でもある。NHK「ニッポンのジレンマ」で注目を集めた、1980年生まれの気鋭の政治学者が「安倍政治」の急所を衝き、マンネリ化した「左」「右」双方に語りかける。「闘え左翼! 正しい戦場で」「共感せよ右翼! 寛容の精神で」と。
【目次】
はじめに――イデオロギー闘争から取り残された人々へ
■1 不毛な左右対立を超えて
コンパッションの思想とは
自由のあとに来るもの――時代性の中のリベラリズム
リアリズムという宗教
総理の靖国参拝をどう考えるか
弱者認識の奪い合い
日本の右傾化?
■2 日本政治を可視化する
野党再編について
戦後リベラリズムの担い手としての統治利権
「維新」と反エスタブリッシュメント感情
アベノミクスの歴史的位置づけ
歴史的偉業とは何か
開かれた保守の外交政策
「ちゃんとしている仮説」――自民党圧勝のアベノミクス選挙を振り返って
■3 地方、女性、非正規
地方経営における共感と想像力――「維新」が回帰すべき方向
地方創生について
非正規労働者に未来を
共和主義者のジェンダー論
■4 外交・国際情勢
集団的自衛権論争の本質
闘え左翼、ただし正しい戦場で
Gゼロの世界
ガザと中東和平について
ロシア/ウクライナについて
ロシアのG8追放は禍根を残す
日韓関係の未来
日米同盟と沖縄
沖縄県知事選とアメリカとの付き合い方
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