書名(カナ) | ホンモノノカジノヘイコウ |
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ページ数 | 256ページ |
判型・造本・装丁 | 新書判 |
初版奥付日 | 2016年03月20日 |
ISBN | 978-4-16-661070-9 |
Cコード | 0295 |
シンガポールの巨大カジノリゾートの成功を受け、日本版カジノへの参入を外資が虎視眈眈と狙っている。MGMリゾーツ、サンズ……日本版カジノはなぜ儲かると思われているのか? 日本版カジノはどこに出来るのか?
ソニーの敏腕プランナーだった著者は、特命プロジェクトを任命され、20代の頃から収入をカジノ研究につぎ込み、有給休暇の大半を世界中のカジノ巡りにあててきた。
もちろん最初は負けてばかり。しかし、「あること」をきっかけにお金を増やして帰国できるようになった。それはカジノの「カラクリ」と「正体」を知ったからだ。
今や、カジノのことなら松井に聞け!と業界でも言われるスペシャリストに。世界中で身銭を切って学んだカジノの「カラクリ」と「運の法則」を覚悟を決めて大公開。カジノの良し悪しの見分け方から、「これしかない」究極の必勝法まで、カジノの全てがわかる。
ラスベガス、マカオからウィーン、カナダ、韓国……ケタが違う富裕層の遊び方、敗者を踏み台にするギャンブラーから、中国人の気合い溢れる絶叫、ドイツの生真面目カジノまで──世界のカジノはこんなに違う!
日本人はなぜカジノで勝てないのか? 「客は絶対勝てない」のは本当か?
カジノを手玉にとった天才MIT集団とは? わがギャンブル人生最大のミスとは?
カジノは大金持ちから庶民まで、老若男女すべての人間の正体が丸裸になる場所だ。
かつてこんなに、鋭く、まっとうで、馬鹿馬鹿しく、誠実で、愉快なカジノ本があっただろうか? カジノこそ人間修養の場である、と固く信じる著者が、さんざん痛い思いをしながら辿りついた「勝負と運の法則」を伝授する。この一冊があれば、世界中どこのカジノに行っても怖くない。
第1章 日本版カジノ狂奏曲
IR先進国シンガポールの衝撃
日本版カジノはなぜ儲かると言われるのか
日本参入を虎視眈眈と狙う外資
第2章 カジノはどこにできるのか?
厚労省が放った「ブラフ」と省庁利権
第3章 カジノビジネスとは何か?
──その「カラクリ」と「正体」
ヨーロッパ型とアメリカ型の違い
富裕層を手配する「ジャンケット」の存在
第4章 世界のカジノはこうなっている
ラスベガス:ジャックポット(大当たり)には法則があるのか
マカオ:敗者を踏み台にするマカオのギャンブラー
ウィーン:天才ディーラーの華麗な手さばき
ベルリン:生真面目カジノ
プラハ:下町の庶民派カジノ
ブダペスト:まるで日本のゲーセン
カナダ:カジノ天国
韓国:溜まっていたマグマが大噴火
第5章 カジノとは人間修練の場所
──私がカジノから学んだこと
「客は絶対勝てない」は本当か?
カジノを手玉にとった天才MIT集団
一発勝負は破滅から身を守る決め手
「倍々賭け」は地獄へのリニアモーターカー
自分らしさではなく勝つことを優先させる
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