担当編集者より

「芸能界のルポライター」を自認する、業界随一の博識、読書量を誇る浅草キッドの水道橋博士による書評集です。ただの書評ではありません。取り上げている本は全て「タレント本」と呼ばれる類のもの。矢沢永吉、いかりや長介、高倉健といった大御所の本から、杉本彩、ガッツ石松、劇団ひとりなどの話題になったベストセラーまで、博士独特の視点で分析しています。「タレント本とは『膨大で払いきれない有名税に対するタレント本人による青色申告書』である」とは博士の弁。前代未聞のタレントによるタレント本だけを書評したタレント本の誕生です。（ＫＭ）