書名(カナ) | アネ ヨネハラマリ |
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ページ数 | 272ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2019年01月10日 |
ISBN | 978-4-16-791215-4 |
Cコード | 0195 |
ロシア語通訳、作家・エッセイストとして活躍した米原万里が、2006年に56歳の若さで世を去ってから10年以上の年月が経つが、その人気は今も衰えていない。
プラハのソビエト学校における少女時代を共に過ごし、その闘病生活も看取った3歳下の妹、井上ユリ(故・井上ひさし夫人)が綴る、食べものの記憶を通した姉・米原万里の思い出。プラハの黒パン、ペリメニ、「旅行者の朝食」、ハルヴァなど、米原作品に登場する美味珍味が勢ぞろい。
鳥取の山林地主の次男に生まれながら筋金入りの共産党員となり、戦争中は地下活動も辞さなかった父。勉強好きで批判精神の旺盛だった母。その母をして「トットちゃんより変わっていた」と嘆息させた万里の幼少期や、後年の大胆な発言やふるまいとは異なる、少し臆病な少女時代--。食卓を彩った数々の食べものを通して、米原家のユニークな面々を描き出す上質なエッセイ集となっている。秘蔵写真も多数掲載。文庫版のための追加写真もあり。
米原家の大食い伝説
プラハの黒パン
ソビエト学校のキャンプ
赤いエリートの避暑地
父の料理、母の料理
米原万里が詩人だったころ
飲まない万里のまっ茶な真実
「旅行者の朝食」
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