凍結事案捜査班 時の呪縛 麻見和史

913 (税込)
発売日2023年08月02日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) コールドケースソウサハン トキノジュバク
ページ数 400ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2023年08月10日
ISBN 978-4-16-792077-7
Cコード 0193
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凍結事案捜査班 時の呪縛 麻見和史

913 (税込)
発売日2023年08月02日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) コールドケースソウサハン トキノジュバク
ページ数 400ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2023年08月10日
ISBN 978-4-16-792077-7
Cコード 0193

悲しみが共鳴した時、真実の扉が開く

警察小説界注目の実力派作家・麻見和史氏が文春文庫初登場です!主人公の藤木は50代の男性刑事。もともとはやり手の刑事でしたが、妻をガンで亡くしたことで仕事への意欲を失い、コールドケース(未解決事件)を扱う「警視庁捜査一課 特命捜査対策室支援係」に配属されます。そこで、30年前に立川でおきた小学4年生遺体遺棄事件の再捜査が命じられます。子供を失った父親に話を聞くことで、藤木が失っていた「刑事の矜持」は再び動き出すのか? 「曲者」が揃った「支援係」の面々とたどり着いた事件の真相とは!?

担当編集者より

麻見和史さんと初めてお目にかかったのは、私が文庫部に配属された約2年前のことでした。かねてより「警視庁殺人分析班」「警視庁文書捜査官」など他社のシリーズを読んでおり、本格的なミステリーを軸とした人間模様の描き方に魅了されていたのです。初めてお目にかかったのは、文春のサロンでした。公私ともに多忙な中、打ち合わせの時間を割いてもらい、「文春文庫の警察小説の柱になっていただきたい」という私の願いに快く応じていただき生まれたのが本作です。主人公の刑事・藤木靖彦は、妻に先立たれた悲しみから立ち直りきっていない人物です。彼が配属された「警視庁 捜査一課 特命捜査対策室 支援係」は、いわゆる「コールドケース(未解決時間)」を扱う部署で、彼は、自分と同様な悲しみを抱えた被害者の親に出会うことになります。著者自身、「書きたかった題材をしっかり形にすることができた」と語る本作。生きていくなかで抱えざるをえない「別れ」と、その先にある「希望」を描いた本格的な警察小説になっています。

著者

麻見 和史

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