作品
定年後に何を読むかは重要な課題だ。それに応えて余りあるのが本書だ。この1冊があれば、古典も歴史も90歳を過ぎても読了しない。
「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。
津和野の少年が炭鉱務め、兵役、教員を経て絵描きになった…柔らかな水彩画が、心温まる追憶にさらなる味わいを添える「昭和」の話。
長らく愛唱されてきたまど・みちおさんの詩を美智子さまが英訳。安野さんが絵を添えた対訳絵本シリーズ。新たに三篇が加わりました。
明治の終りに栃木県の小さな村に生まれ、百年を母恋いと故郷への想いで生きた少女。〝新しい「遠野物語」〟とも言える珠玉の名作。
桃園の誓いから諸葛孔明の死まで――「三国志」を愛する薀蓄過剰な二人が名場面の舞台、登場人物、名句・名言を語り尽くした放談録!
醒めた目をした人気子役時代、撮影所のヘンで素敵な人々、人生の店じまいの仕方……。心に残る事々を爽やかな筆で綴るエッセイ集
小津先生と行った御茶の水、クロサワが手の甲に置いた「蚊」、美智子妃からの一筆など、極上の思い出を端正な語り口で綴った一冊
釣り針、どんぐり、猫のひげ、梯子に綿ぼうし……変幻自在のマッチ棒。直筆原稿に笑って、唸って、考え込んで。大人のための詩画集。
「オウム」「ねごと」「かがみ」……。一行の詩に訳と絵が重なり無限のイメージを生み出します。そこには美智子さまの深い思いも。
「あめ」「貝のふえ」「よるのみち」など、まどさんの詩と英訳から、喜び悲しみ、さらに生きることについての感動がひろがります。
「ぞうさん」をはじめとするまど・みちおさんの詩20篇を、美智子さまが英訳。安野光雅さんの絵とともに、親子でお楽しみください
1969年に刊行された幻の共作を、安野氏が絵を全面描きなおして現代に復刊。子どもから大人まで楽しめるユーモアあふれる絵本です
津和野(つわの)の少年は、炭鉱、兵役、教員を経て“絵描き”に。世界中にファンを持つ画家の知られざる経歴を、ユーモア溢れる絵と文章でたどる
プロ、アマ問わず、年間ベスト・エッセイ六十六篇を選出、エッセイの面白さを一冊に凝縮しました。’83年版以来二十一冊めの最新刊!
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。