作品
孫権の老衰で、大混乱に陥った呉。それを収めた諸葛恪も、その後権力の陥穽に落ちて粛清される。待望の大河シリーズ第十一巻
劉備は孫権より荊州を譲り受ける。曹操は関中に兵をすすめる。熾烈な戦いに勝ち、天の志を得て曹操が魏王となる怒濤の第7巻
劉備亡き後の蜀を支えてきた諸葛亮は、建興12年、五丈原で薨じた。そして楊儀と魏延の蜀兵の指揮をめぐる対立が鮮明になり——
天子を奉じた曹操が袁紹と激突、「官渡の戦い」で覇権は定まるか。諸葛孔明を得た劉備も曹操を攻める。いよいよクライマックスへ
「出師の表」を書き、魏を攻めるための軍を発した諸葛亮(孔明)。しかし馬謖の失敗で軍は惨敗、諸葛亮はやむなく馬謖を処刑することに
腐敗した後漢王朝で専横を尽した董卓が殺され、黄巾の乱も鎮圧されたが、袁術ら奸臣は後を絶たない。曹操も汚辱に沈む父と決別する
魏王・曹操死す。一方、帝位につくも関羽、張飛を失った劉備は呉との戦いの最中病に倒れる。宮城谷版「三国志」いよいよ佳境へ
現代日本の『三国志』決定版がついに文庫に。物語は曹操の祖父の時代に始まり、後漢の混迷と衰退をたどって、黄巾の乱までを描く
劉備は荊州四郡を押さえ、戦力は巨大化する。孫権、曹操と睨み合いながら、劉璋との戦いへ……。宮城谷版「三国志」怒濤の第7巻
袁氏を滅ぼし勢いづく曹操。だが、諸葛亮と劉備の出会いがその覇道を阻む。一方、孫権も力をつけ、曹操と孫権は「赤壁の戦い」へ
中国最大の奇書『紅楼夢』の世界を舞台に、貴公子や美少女が繰り広げる絢爛たる殺人劇。頽廃の影が忍び寄る理想郷でいったい何が?
曹操はついに立って天子を奉じることにし、洛陽に帰る。呂布、公孫【さん】、袁術らが舞台から姿を消し、袁紹との官渡の戦いが始まる
曹操は黄巾軍を下し、エン州の統治を進める。一方、董卓は寵臣・呂布に殺され、都内は歓声に溢れた。袁術、陶謙……曹操の戦いは続く
皇帝は自らの悪政に気づかない。官位を金銭で売り、民を死においやった。曹操の父も汚濁にまみれ栄達し、やがて息子は父から去る
幼い帝を毒殺し政敵を死においやる暗澹たる人物・大将軍梁冀。後漢が生んだ夢魔のような人間を多彩な筆でえがき尽した巻である
宮城谷文学の集大成、ライフワークとなる超大作がいよいよ刊行開始。徳を失い腐敗した後漢王朝の悲劇から、壮大な叙事詩が始まる
老荘から「帰去来の辞」で著名な陶淵明、清初の衰枚まで、奇行と風狂を尽くした十六人の隠者の生涯から見えてくる挫折の果ての風景
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