作品
哀しいまでに美しい鳥、トキ。絶滅の危機に瀕した〈ニッポニア・ニッポン〉を慈しみ、守り続け、ついに大空へ甦らせた男たちの軌跡。
大宅賞作家、初の冒険エッセイ。なぜ探検家はもてないのか、探検家の性とジレンマ、雪崩に遭い感じた死、富士登山に思うことなど
アジアの路上で物乞いをする子供や障害者たち。彼らと共に暮らし共に食らうことによって、その実相を伝える衝撃の大宅賞候補作
60歳以上のセックスは「50%が現役」「30%が月1ペース」「17%が配偶者以外と」。空前の高齢化社会に突入する日本の現状をレポート
その人は一人涙を流していた。長春の学生寮で知り合ったラオス人のドゥン。北京、東京、ビエンチャン。彼を追って私の旅は続く
魯山人と親交のあった父は、彼の死後すべてを売り払ってしまう。なぜか? 過去を辿る旅のなかで、魯山人の真実が明らかになる
綱を逃した小錦痛恨の取り直しの一番、古今東西横綱ベストテン、貴乃花の今後など、誰もが知りたい疑問に「ご意見番」と好角家が答える
真珠湾を描くハリウッド大作で黒澤はなぜ解任されたのか。米側の資料からその軌跡を再現した迫真のドラマ。大宅賞ほか3賞を受賞
近代化の中で失われゆくインドの美。いにしえをたどり、画工の小集落までたずねる旅が生んだ珠玉のノンフィクション。新章書下ろし
柳田国男以降、最大の業績をあげた民俗学者・宮本常一の生涯を、物心両面で支えた財界人・渋沢敬三との対比で描く大宅賞受賞作
栃若、柏鵬から輪湖、若貴を経て朝青龍・時津風問題まで。土俵を見つめ続けてきた名物アナの追想と現在の相撲界に向けた鋭い舌鋒
ドストエフスキーからスターリン、プーチン、メドヴェージェフまで、ロシアをロシアたらしめる「独裁」「大地」「魂」の謎を徹底議論
本田宗一郎と藤沢武夫。二人の天才をいただいたホンダはいかにして世界企業へと成長したのか? 自動車産業を知る上で必読の名著
『転がる香港に苔は生えない』で大宅賞を受賞した気鋭のノンフィクション作家が、開放政策に沸く等身大の中国を描いたデビュー作
終戦直後の沖縄。密貿易が横行するなかで、女王として君臨した度胸と才覚の女性ナツコの足跡を徹底的に発掘したノンフィクション
引きこもり、フリーター、不登校……。実社会をまえに立ちすくむ若者たち。問題視されている彼らの呟き、叫びを、同世代が伝える
本田宗一郎と藤沢武夫という2人の祖を失い、ホンダは迷走し始める。そこに襲いかかる国際的再編の波。トップの苦悩と決断とは?
高1の少年が同級生の首を切り落とした驚愕の事件。被害者の母はさながら廃人のように生き、犯人は弁護士として社会復帰していた!
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。