作品
江戸を騒がす凶悪事件に某大名の姫君失踪。番方若同心となった不破龍之進は、伊三次や朋輩とともに奔走する。人気シリーズ第8弾
札差し駿河屋の娘お吉は、数え十六、蔵前小町。人呼んでおちゃっぴい。お吉と江戸の人々が繰り広げる、笑いあり涙ありの傑作人情譚
「髪結い伊三次」シリーズで人気の女流作家が、初めて素顔を明かしたエッセイ集。一人三役をこなす多忙にして愉快な日々が綴られる
明暦の大火から10年、伊三次とお文の夫婦には長女お吉が生まれる一方、伊与太は父の跡を継がずに、絵師になる修行に励んでいた
作り話は一切無用。ほんとうにあった怖い話だけを持ち寄る「話の会」。ご隠居・清兵衛は、いつしか不思議な魅力に取り憑かれていく
伊三次とお文は伊与太の成長が一番の楽しみ。不破の息子、龍之進は同心見習いとして無頼派の調べに奔走。シリーズも世代替わり
刺青判官遠山景元と落し胤との生涯一度の出会いを描いた表題作ほか、北斎の娘お栄、蠣崎波響など実在の人物に材をとった時代小説集
奉行の不正を告発し閑職に追われた朋輩の義父。自分ならどうする、と懊悩する不破の息子・龍之進は武士の矜持について考えるが……
伊三次が仕える不破の息子、龍之進が元服して見習い同心になり、朋輩たちと「八丁堀純情派」を結成。本所の無頼派と対峙した
江戸時代の探検家・最上徳内など、幕末維新の激動期、蝦夷松前藩を舞台に、厳しい風土を生きる男と女の情愛を描く珠玉の短篇集
日本橋佐内町で夫婦水入らずで暮らす伊三次とお文。稼業の髪結いと捕物に明け暮れる中、やがてお文が出産の日を迎えた。全六篇
芸者をやめ、茅場町の裏店で伊三次と暮らし始めたお文だが、近所の女房と諍いになり長屋を出る。大人気の捕物帖、シリーズ第4弾
伊三次と縒りを戻したお文に執着する伊勢屋忠兵衛。袖にされた意趣返しが事件を招き、お文の家は炎上した——。急展開の第三弾!
伊勢屋の旦那からの申し出に心揺れるお文。廻り髪結いの伊三次との心の隙間は広がってゆく。そんな時、伊三次に殺しの嫌疑が……
伊三次とお文の目下の関心は一人息子、伊与太の成長。一方、不破の息子の龍之進ら見習い同心の追う本所無頼派がついに人を殺めて…
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