作品
平成の世に「堕落」は極まった。道は二つ。人類史上に類をみない卑小な国であり続けるのか。亡国の炎を潜り回天の志を遂げるのか
伊藤から小泉まで、歴代総理50人を百点満点で採点する――国家衰退を憂う無頼評論家が遂に抜いた「伝家の宝刀」の切れ味を見よ!!
自爆テロと終わることのない報復。「新しい戦争」は何処に向かうのか。立花隆、柳田邦男、吉本隆明、福田和也ら豪華執筆陣による論考
「戦争を知り尽くした男」が夢みた新しい日本とは? 陸軍史上最大の奇才・石原莞爾の生涯と二十世紀の世界をダイナミックに活写する
夫人のガン発覚から死までを克明に描き、夫婦、ガン告知、生と死とは何かを問うた感動の手記「妻と私」に、絶筆「幼年時代」を併録
日露戦争から湾岸戦争まで、日本の運命を決した五つの戦争を俎上にのせ、縦横無尽に語りあう戦争論の決定版。文藝春秋読者賞受賞
日本人が直面している困難を過去から未来への見通しの中で議論した現代版『近代の超克』。現代最高の知性六人へのインタビュー集
金融恐慌による経済破綻と安全保障上の危機が同時に発生した時、あるべき日本の姿を求めてクーデターが勃発。その条件と意味は?
三島由紀夫、江藤淳、村上春樹、町田康――著者ならではの問題意識と危機感が把えた、幅広い評論活動の集大成である真の文藝評論
当代きっての評論家と小説家が、社会・政治・経済・文学・芸術・家政と様々な角度から世紀末日本の実情をユーモアを交え鋭く分析する
日本を包み、閉塞下においた西欧近代の力の源泉、ヒューマニズムの呪縛を解き、豊饒なる復興への道を拓く壮大な試みを提唱する。「遙かなる日本ルネサンス」「『内なる近代』の超克」収録。
ボギーみたいにアウトローな中年の相場師“ぼぎちん”と恋におちた女子大生、沙耶。バブル期の東京を舞台にお金と欲に翻弄されていく二人を潔く描いた都会派小説。(福田和也)
青春について、信義について、肉体について……わかりやすく、そして挑発的に語る三島の肉声。死後二十八年にしていよいよ新鮮! 若者よ、さあ奮い立て!(福田和也)
保田に、あるいは村上春樹にとって満州とは何なのか? 「右翼」「戦争賛美者」との予断を排し、保田與重郎の存在を問う力作評論!
現行憲法制定にGHQがどう介入したかを緻密に立証し、それが戦後日本の言語、思想空間をいかに束縛し続けてきたかを解き明かす衝撃的論文集。「落葉の掃き寄せ」を併録。(福田和也)
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