2015.03.10
文春文庫は本日発売です。東野圭吾さん『虚像の道化師』ほか
単行本2冊分が1冊に──『虚像の道化師』
東野圭吾さんの『虚像の道化師』は、「ガリレオシリーズ」の文庫最新刊です。2012年に連続刊行された単行本『虚像の道化師』と『禁断の魔術』収録の短編8編のうち、7編をこの1冊にまとめています。
それにあわせて、シリーズ第1作『探偵ガリレオ』と第2作『予知夢』の表紙(カバー)を変えました。
今回のキーワードは“古典科学”で、ピサの斜塔の実験、ガリレオの振り子時計、天体望遠鏡などをモチーフにしています。
大人気「アナザーフェイス」シリーズ最新作や
新たな魅力を放つ吉永奈央さん書き下ろしなど
累計100万部突破の大人気シリーズ、堂場瞬一さん「アナザーフェイス」の最新刊は『高速の罠 アナザーフェイス6』。大友を訪ねてくる息子・優斗が忽然と姿を消してしまい、今回も次々起こる事件から目が離せません。
4月29日にNHKでドラマ「紅雲町珈琲屋こよみ」が公開予定の吉永奈央さんの『キッズタクシー』は、「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズとはガラッと雰囲気が変わり、正当防衛で人を殺した過去のある主人公が、子どもの失踪事件に巻き込まれるというスリリングな展開のサスペンスです。
また、伊坂幸太郎さんをして「僕には書けない!」と驚嘆せしめた現代ミステリを導く鬼才・島田荘司さんの『アルカトラズ幻想』が上下巻となって登場です。
そのほか、昨年2月、惜しまれつつ亡くなった作家・山本兼一さんの『花鳥の夢』、人気シリーズ「池上彰教授の東工大講義」から『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義 世界篇』など、充実の22作品です。ぜひお手にとってご覧ください。