藤沢周平没後20年

藤沢周平

 

『愛憎の檻』書影

藤沢周平句集

没後20年――藤沢周平が残した俳句と、俳句をめぐるエッセイ。

定価:本体700円+税
発売日:2017年09月05日

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お知らせ

【書籍情報】
11月29日 遠藤展子『藤沢周平 遺された手帳』が刊行されます
【雑誌】
10月20日 『藤沢周平 遺された手帳』に至る経緯などを遠藤展子さんが語ったインタビューを掲載したオール讀物11月号「特集 藤沢周平の思い出」が発売されます
【ドラマ】
スカパー×時代劇専門チャンネル オリジナル時代劇 藤沢周平新ドラマシリーズ 第二弾 『橋ものがたり』が放送されます
【受賞】
ドラマ「ふつうが一番 ―作家藤沢周平 父の一言―」(原作『父の周辺』遠藤展子 文春文庫、『父・藤沢周平との暮し』遠藤展子 新潮文庫)が第25回橋田賞を受賞しました
【受賞】
ドラマ「藤沢周平 新ドラマシリーズ 果し合い」が「NEW YORK FESTIVALS WORLD’S BEST TV & FILMS(2017) 」 Drama Special部門金賞を受賞しました
【書籍情報】
4月7日 文春文庫「獄医立花登手控え」シリーズ
『愛憎の檻』『人間の檻』同時刊行!
【ドラマ】
NHK BSプレミアム 毎週金曜日よる8時~8時43分(連続8回)「立花登 青春手控え2」(原作:「獄医立花登手控え」シリーズ
【ドラマ】
2017年2月11日(土・祝)BSフジよる7時~藤沢周平新ドラマシリーズ「三屋清左衛門残日録 完結篇」が放送されます(原作:『三屋清左衛門残日録』
【書籍情報】
1月21日発売 オール讀物「没後二十年 総力特集 藤沢周平の美学」
【その他】
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藤沢周平について

藤沢周平(ふじさわしゅうへい)

昭和二(一九二七)年、山形県鶴岡市に生れる。
山形師範学校卒。四十八年「暗殺の年輪」で第六十九回直木賞を受賞。主要な作品として「蝉しぐれ」「三屋清左衛門残日録」「一茶」「隠し剣孤影抄」「隠し剣秋風抄」「用心棒日月抄」「橋ものがたり」「獄医立花登手控え」シリーズ「霧の果て」「海鳴り」「白き瓶 小説 長塚節」(吉川英治文学賞)「漆の実のみのる国」「早春 その他」など多数。平成元年、菊池寛賞受賞、六年に朝日賞、同年東京都文化賞受賞。七年、紫綬褒章受章。「藤沢周平全集」(全二十六巻 文藝春秋刊)がある。九年一月逝去。歿後、「無用の隠密 未刊行初期短篇」「甘味辛味」(共著)が刊行された。

藤沢周平
『蟬しぐれ』解説
湯川 豊「もう一つの自分の人生のように味わう稀に見る完璧な“青春小説”」
インタビュー・対談
『三屋清左衛門残日録』に主演 北大路欣也『竜馬がゆく』から始まった
『回天の門』解説
関川夏央「革命の奔流に巻かれた『孤士』清河八郎――藤沢周平による最長の評伝小説」
『雲奔る小説・雲井龍雄』解説
関川夏央「海坂城下へつつ」
『海鳴り』書評
宇江佐真理「文春文庫40周年記念特別コラム 宇江佐真理 心に残る時代小説」
『海鳴り』解説
後藤正治 「『海鳴り〈新装版〉』解説」
「オール讀物」没後15年 藤沢周平大特集より
葉室 麟「ラスト一行の匂い」
文春写真館
「藤沢周平、故郷鶴岡の城に立つ 」
『藤沢周平 未刊行初期短篇』書評
上橋 菜穂子「うつくしい後姿が見える本」