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なぜ、その事故は起こったのか?被害者・加害者双方の側から“交通事件”の真相を探り、背後にある人間ドラマを描く異色のルポ
ガングロ、お受験殺人、雅子妃ご懐妊報道など腹立つことも多かったが、インターネットに料理教室とマリコのあくなき挑戦は続く!
六十年が寿命とされるソメイヨシノ。各地の桜並木は存亡の危機を迎えている。先駆的管理を試みる弘前では、何が行われているのか
お待たせしました。ベストセラー『猫の手』『犬のしっぽ』に続く、心にやさしい犬のカラー写真集。可愛い寝相とあくび顔が大集合。
気鋭のスポーツライターが「ナンバー」他に寄稿したエッセイとレポートの傑作選。
マスコミ嫌いで知られるタイガーが唯一心を許している日本人の常住氏が見聞きした驚愕のエピソードの数々。丸山の秘密も明かされる。
旧友美月と再会した哲郎は、彼女が性同一障害で現在は男として暮らしていると告白される。美月は他にも大きな秘密を抱えていた
商王朝最末期を生きた名宰相箕子。そして最後の王受(紂)、さらに革命児太公望。多彩な人物がいきづく、前人未到の長篇歴史叙事詩!
ハイカーの人気を集める槍ヶ岳は百五十年前に初登攀されている。妻殺しの呵責に苦しみながら、ひたすら未踏の道をひらいた播隆上人の苦闘を綿密な取材によって描く。(武蔵野次郎)
酒、食、阿片、釣、支那風呂など、長年の旅と探求がもたらした深沈たる一滴また一滴。表題作他、川端賞受賞作「玉、砕ける」「飽満の種子」「貝塚をつくる」「黄昏の力」「渚にて」を併録。(高橋英夫)
男と女がかもしだす性の微苦笑を面白おかしく訴えたベストセラー。軽妙洒脱な語り口にのせて、やんわり、ほんわり、ずんばらり。たおやかに男性自身に迫るおせいさんのお色気談義。
話はいよいよ佳境に入り、揺れ動く女心と女体の相関関係の不可思議、玄妙なこと。さわやかさとおかしみあふれる粋談の独演会。ますます冴えるベストセラーの第二弾。(中山千夏)
続々と新球団誕生! ようこそ近未来のプロ野球に。日本の球界は3リーグ18チームの輝かしい“地方の時代”を迎えていた。走者一掃の三塁打的あと味爽やか空想小説。(篠沢純太)
ミステリー作家への登竜門をめざす人たちだけでなく、ミステリーファンに贈る“書き方と楽しみ方”。推理小説の変遷、発想法、トリック論などわかりやすいミステリー作法入門。
富岡八幡宮恒例の牡丹市で持ち上がった時ならぬ騒動。一位の花をすり替えた下手人は誰なのか?お馴染みの人情捕物帳八篇を収録
捕鯨船が連れてきた「南極大使」は、なぜこれほど日本人に愛されるのか。「カワイイ」だけには留まらない、ペンギンの意外な素顔
「佐助の牡丹」で二十五巻を数える人気シリーズの魅力を、著者インタビュー、名取裕子VS.沢口靖子対談などで、多角的に徹底紹介
週刊文春連載「棚から哲学」シリーズ第3弾。ソクラテスの口説き方、妻のためのに死ねるか、人生は無意味か……。大爆笑エッセイ集
虚飾の世界を自ら離れた高峰秀子だが、義母との凄絶な関係は終わらなかった。大女優の身内との葛藤とその後の爽やかな日常を描く
中曽根康弘、石原信晃、孫正義、五木寛之――、十一人の論客と、政治、経済から教育、宗教まで、日本がいま進むべき道を語り合う対談集
老荘から「帰去来の辞」で著名な陶淵明、清初の衰枚まで、奇行と風狂を尽くした十六人の隠者の生涯から見えてくる挫折の果ての風景
戦前まで日本の地方都市は輝いていた。それが衰退し東京一極集中という事態が生じたのは、シャウプ税制のせいだ。今こそ革命を!
毒物販売、個人の中傷、ワイセツ犯罪、詐欺事件、国の機能も脅かすハッカーやウィルスの恐怖。その実態を、対策とともに紹介する
間違った情報を訂正し、片寄った理解を変えてもらう。日本の外交官がこういう平凡な努力をすることさえ、意外に思う韓国人がいた
「スカルノの娘」を押しのけて誕生したグス・ドゥル政権は何処へ行く? 一研究者がこの眼で見た激動するインドネシアの7色の虹
大和は日本のふる里。室生寺、明日香、山の辺の道……。くまなく歩き、詩・書・画を描き続けてきた著者とともに千年の美に出会う
猖獗を極める辻斬り。被害者は錐のような細長い凶器で刺殺されていた。現場に残された紅毛から下手人を追い詰める弦一郎の活躍
大好評を博した『偽善系』の第二弾が早くも登場。ベストセラー評論家佐高信氏の徹底研修をはじめ!この世にはびこる欺瞞を鋭く突く!
Jリーグ随一の人気チームが味わった屈辱の一年間。劇的なVゴールでの復帰劇までを選手の肉声で綴るスポーツ・ノンフィクション
現代日本の知の巨人、立花隆を徹底解剖。知的好奇心を論じたメッセージ、政治・科学など分野別インタビュー、著名人の立花論が満載
口うるさいママの老後の世話なんてまっぴらご免、金持ちと再婚させれば経済的にも一挙両得。子供たちのママ改造計画が始まった!
海外で「ノースモーキング」と「スモークフリー」は同じ意味なのに勘違いした商社マンの例など、くすっと笑えてタメになる話を満載
カヌーは水上の禅である。苦しく辛い極北の地での心あたたかき人々との邂逅、そして別れ。地の果てにゆったりと過ぎゆく至上の時間
護送船団方式の主力艦、五五年体制の象徴として君臨した大蔵省が国を沈めかねない金融危機を招来するまでを追った迫真のレポート
自分より能力が上の連中を殺せば再就職は楽になる――リストラされた平凡な男の狂気を描き、冷たく静かな恐怖を呼ぶ傑作ノワール
大物麻薬売人の母が惨殺された。犯人探しに狂奔する裏社会の動きに翻弄される刑事の地獄めぐりをクールに描く、新鋭の犯罪小説
気鋭のノンフィクション作家が、湾岸戦争からペルー人質事件に至る25の出来事を、様々な方法論を駆使して描く90年代ニッポンの姿
わが子を名門小学校に入れたい!五歳児を“お受験”に駆りたてる親たちの本音は?体験者40人に徹底取材した“お受験”バイブル
暮らし、医療に潜む驚愕の事実を現役の医師二人が暴く。単行本未収録の「安心して死ねる病院リスト」なども加わり更に充実の内容
叙勲の当日八郎が急死。桜のなか母シナも逝った。そして一人残された愛子が見据える佐藤家を灼き尽くす因縁の炎のゆくえ。完結編
「覚醒剤で、人間はどう狂うか?」コカイン、ハシシ、スピード、LSD……。薬物中毒の幻覚の中で書き綴られた、明るく壮絶な手記
十五年間絶縁状態だった兄が死んだ——。報せを聞いた弟の胸中によみがえる兄の破滅的な生涯を描いた、直木賞作家の記念碑的傑作
高瀬舟で江戸に戻る途上で殺された米屋の主人。懐には百両もの大金が。金の使途から下手人を推理する東吾の活躍。表題作他全八篇
麻薬と酒とセックス。魔都・上海の先端風俗の中で「私」を求める主人公のせつない日々を描き、中国政府から発禁処分を受けた話題作
捜査一課の宇野警部と、女子大生・永井夕子の名コンビが活躍する「幽霊」シリーズ第13作。爽やかでどこか切ないミステリー短編集
滅亡を予期しながらなぜ、何に対し西郷は戦わざるをえなかったのか?近代日本に対峙する西郷隆盛の意味を問い直す画期的労作
90年代、乙女の聖書と語り継がれた伝説のエッセイが文庫に。美しく、そして根性ワルに!乙女道を邁進する野ばらの会心作
ベストセラー「ちょっとしたものの言い方」の著者が、悩める口ベタを魅力的に変えるコツとヒントを伝授。実践会社篇、恋愛篇、友情篇を分かりやすく。
阪神大震災以降、日本人の住宅観は変わりつつある。30~40代で“こだわり”のある家を建てた人々を取材し、家づくりのツボを探る
インドの寂れた本屋で掘り当てた「日本体験記」には、私たち日本人が何を喪なったのかが、はっとするような見識で書かれてあった
ベストセラー『永遠の仔』の著者と世界的活躍を続ける音楽家が語る、互いの作品、少年犯罪、映画の魅力……漂うような珠玉の対話
細かいデータなしで飲食店を捜す「ビッグコミックオリジナル」の人気コラムの単行本化。本書は新たに住所、TELをつけた増補版
五感全開で山野を駆け巡り、江戸川乱歩に熱狂した少年は、やがて芸術家を志す……みずみずしい感性で綴る横尾忠則自伝・望郷篇!