作品
吉本ばなな論から、ついに読破した『大菩薩峠』まで。縦横無尽、軽やかにして深い最新書評コラム集。「厳選文庫50冊」のリスト付き
バブルは崩壊、ソ連も消滅した後にやってきた1992年。「オーッ」と驚くほどの事件もなく、なぜか“ひょんな人びと”ばかりの目立つ世の中に。「平成青空三部作」最後を飾る作品。
超毒舌映画フリークの中野・石川コンビが映画界のベストカップル、男優、女優を偏愛的に斬る痛快対談集。映画の見方を変える一冊
シリアスとジョークの間に真実を見つけ出し、現代の閉塞状況から抜け出すために、メディアとしての中野翠はある。卓越した直感に基づくコラムを集めた「極私的年鑑」の1991年版。
校門圧死事件、デイズ・ジャパン廃刊騒動、サダム・フセインに勝新太郎逮捕……あんまり明るくなかった一九九〇年。世紀末の入口に立って、辛口コラムニストが探した“青空気分”は?
無手勝流に作品を楽しみながら、同時代的な意味を読み取る。『草枕』から『マディソン郡の橋』まで、「全方位無制限」書評コラム集
昭和から平成にかわる一年間、国内的にも世界的にも回り舞台が動き出すかのようにシーンが変った。昭和天皇、美空ひばりからちびまる子、M君まで時代の主役脇役に捧げるコラム集。
女性週刊誌五つの秘密、アグネス論争、吉本ばななはうまい、恐怖の句会初体験などなど。明るい不満分子・中野翠が“偽天国”ニッポンを斬りまくり、軽やかに飛ぶ啖呵エッセイ。
たけし事件と『七人の侍』、煮ても焼いても林真理子、岡本太郎の謎などなど。世紀末の路上をゲンキに迷走する純情翔女・中野翠の超個人的年鑑。「おまけのページ」付き。
村上春樹カツドン説、フェミニズムがわからない、私が結婚しない理由……噂のカルト才女の「ひとこと言いたい病」大爆発エッセイ
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