作品
(三を参照)
政府の必死の懐柔策にも拘らず、反政府勢力の動きは活発化する。明治九年十月の神風連ノ乱、萩ノ乱は、西南戦争への引き金となってゆく。緊迫の大河小説第四巻!
戦国時代、戦闘も世渡りもからきし下手な夫・山内一豊を、三代の覇者交代の間を巧みに泳がせて、ついには土佐の太守に仕立て上げたその夫人のさわやかな内助ぶり。(永井路子)
(一を参照)
圧倒的な人気を持つ在野の西郷隆盛と、政府内にあり着々と新国家の体制を整えてゆく大久保利通。日本を分断する危機が、近づく。明治初年を描く大河小説の第三巻
征韓論に破れた西郷隆盛は、官を辞して鹿児島に帰った。彼を慕う近衛士官たちは続々と彼を追う。新政府の苦悩は一段と深まった。明治初年を描く大河小説の第二巻
明治新政府は発足した。が、そこには様々な危機が内在外在していた。西南戦争に至るまでの政治をダイナミックに捉え得た大河小説
坂本竜馬の“恋人”で千葉道場の娘さな子は晩年、灸の療治を生業としていた――など歴史小説の大家が折にふれて語ったこぼれ話集
「厳島」から「船中八策」まで。
「夕月夜」から「近江路」まで。
混迷する幕末の情勢の中で、久しく犬猿の仲であった長州と薩摩が手をにぎり、維新回天へ大きく前進した。この和解の立役者こそ、坂本竜馬であった。幕末青春小説
「戦雲」から「海戦」まで。
脱藩した坂本竜馬は勝海舟と運命的な出会いをする。世の中は寺田屋事件などでにわかに騒然としてくるが、竜馬の関心はひたすら海に向けられてゆく。幕末青春小説
「神戸海軍塾」から「元治元年」まで。
土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇跡の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに大きなスケールで描く永遠の青春小説。
「若者たち」から「脱藩」まで。
土佐の山内容堂を描く「酔って候」、薩摩の島津久光の「きつね馬」、宇和島の伊達宗城の「伊達の黒船」、鍋島閑叟の「肥前の妖怪」と、四人の大名を材料に幕末を探る。
幕末、ある時点から長州藩は突如倒幕へと暴走した。その原点に立つ吉田松陰と、師の思想を行動化したその弟子高杉晋作を中心に変革期の人物群を生き生きと描き出す。
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