作品
自分が生と死の境目に立っていようとも、人は恋をする。人を愛することで初めて生じる恐怖、“聖なる残酷”を描いた傑作短篇集
愛、性、外国、読書遍歴、日常生活……。あらゆる視点から山田詠美の文学世界を浮き彫りにし、創作の原点にせまる9つの対話を収録
なぜ女は「いく」「死ぬ」なんて口走るのか? 奔放きわまる文章と、繊細緻密な思考で日本語と日本ブンガクの現状を笑いのめす深淵かつ軽妙なるクリティーク小説集。(奥泉光)
湾岸戦争からオウム真理教、松田聖子まで。とびきり豊かな作家の感性と、最も刺激的な思想家の頭脳が語りあう、知性と毒舌が繰り広げるラジカルでファッショナブルな対話二十三篇。
黒人の男「リック」を愛した「ココ」。ボーイフレンド、男の昔の女たち、白人、ゲイ……、人びとが織りなす愛憎の形を、言葉を尽くして描く著者渾身の長篇。女流文学賞受賞。(宮本輝)
某月某日、都内某所。二年の間、毎月二人は会い、語らった。ユーミン、湾岸、新興宗教……。縦横無尽に時勢を斬る、対話の醍醐味
思い出は、トラッシュ(ごみ)のようには捨てられない。黒人の中年男に恋したココの様ざまな「愛」の形を、言葉を尽くして描く長篇
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。