作品
吉野ケ里遺跡、藤ノ木古墳、高松塚の壁画など、従来の歴史観を根底から覆した重大発掘の現場から貴重な写真を大量入手。最新情報も満載して驚嘆すべき古代の“不思議”に迫る。
歓迎されたソ連・東欧の「革命」。だが、これは新たな混乱と悲劇の幕開けでは……。林健太郎、野田宣雄ら専門家が変動の本質を抉る
二百四十九人の映画好きが青春の熱き思いをこめて選んだ東西のスクリーン・アイドル百五十人が、いま一堂に会す。オマージュ、写真、エッセイも盛りだくさんな、ファン必携の書。
政治家、財界人から芸能人、スポーツマンまで、“昭和の巨人”たちの知られざるエピソード、とっておきの話を最も身近にいた人々が語る。第五十一回文藝春秋読者賞受賞。(保阪正康)
もし酒がこの世になかったら、人生はなんと味けないものよ。開高健、平岩弓枝、星新一、林真理子、大島渚、野坂昭如など著名人九十三人があかす、おかしくてほろ苦い初体験の数々。
多感な青春時代に出会った一冊の本。安岡章太郎、城山三郎、田辺聖子、加賀乙彦、澤地久枝、塩野七生、赤川次郎などの豪華執筆陣が、自己の思い出の書について語るアンソロジー。
イミテーションシンガー清水ミチコを始めとするB級グルメの名探偵が、ケーキ、餃子、屋台、ビビンバ、天ぷらそば、銀座の隠れた名店などの美味を自在に発掘調査する痛快ルポ。
日本文学史上に輝く作家を、その妻や子、師弟や交流の深かった作家たちが描く、エピソード文士列伝。夏目漱石、芥川龍之介、太宰治らの意外な素顔が明かされる。(尾崎秀樹)
司馬遼太郎の傑作小説「翔ぶが如く」をダイジェスト。征韓論から西南戦争までを豊富な写真や絵でたどる。司馬他のエッセイも多数収録。司馬大河ドラマをより深く味わう必読の書。
抱腹絶倒貧乏話から仰天色ざんげまで、吉田健一、東郷青児、内田百(けん)、徳川夢声、古今亭志ん生ら何とも不思議かつ魅力あふれる人々の珍無類な奇談がいっぱいの愉快な読物。
日本人はジョークが下手とよく言われるが、そんなことはありません。各界に活躍中の著名人約二百名が、それぞれのとっておきのジョークを披露する。名付けてニッポン・ジョーク集。
妖怪の群、したたる血、復讐、変身、首吊り死体……手塚治虫、水木しげる、楳図かずお、日野日出志ら十三人の名手がイメージ豊かに描いた異様にして怪奇な恐怖と戦慄の世界。
焼売、餃子、担々麺からフカヒレスープ、北京ダックまで、うまくて安い名品と、台湾人も知らない穴場をガイドする現地完全取材版。これ一冊であなたは立派な台湾B級グルメ。
岡本綺堂から向田邦子まで昭和生れの傑作娯楽小説五十篇が勢揃い。時代を代表する名作から、ユーモア、時代物、怪奇幻想小説などあらゆるジャンルの娯楽小説の大アンソロジー。
(上を参照)
黒澤、小津、溝口はもちろん、山中貞雄、伊丹万作ら戦前の巨匠から宮崎駿、森田芳光まで、映画好き三百七十人が選んだ名作の数々。オマージュ、ジャンル別ベストテンなども満載。
キムチと焼肉だけが韓国料理ではない。伝統の汁料理からアメ色の豚足、田舎家の冷麺、謎の犬料理、さらには驚くべき韓式日本食まで、普段着の“食”を通して見た韓国の実像。
“B級グルメ”の開祖が、ブタ肉の生姜焼のあっと驚く華麗なる世界、横浜中華街の徹底分析、静かなブームを呼ぶ神楽坂、幻のハヤシライス復元など、知られざる美味を大公開。
時代を記録する雑誌「文藝春秋」が掲載した在位六十二年に余る昭和天皇の素顔、回想、事件、天皇論の集大成。永久保存用の決定版
五○年代後半から六○年代にかけて、日本列島を爆笑の渦に巻き込んだ名誌「漫画讀本」。正統的な四コマ、一コマ・マンガを主体に、マンガ界をリードした、あの興奮をいま再び。
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