作品
勝海舟が帰国した時にはもう一人の海舟がいた! 歴史の謎に挑む「勝海舟の殺人」と文庫初登場の「日本のピラミッド殺人事件」を収録。作家生活35周年記念出版。(影山荘一)
ミステリー作家への登竜門をめざす人たちだけでなく、ミステリーファンに贈る“書き方と楽しみ方”。推理小説の変遷、発想法、トリック論などわかりやすいミステリー作法入門。
作家をめざす柏木太陽は川端康成生誕百年記念「雪国展」開催の越後湯沢と葛飾北斎が晩年過ごした長野県の小布施で事件に遭遇する
江戸川警部は婚約者の恩師に仲人を依頼したが、恩師の妻は自殺、恩師は何者かに殺されていた。鉄道警察隊〈江戸川警部〉シリーズ
日本のエーゲ海と呼ばれる岡山の牛窓で殺人事件が発生。旅行中の二階堂日美子が怪事件に巻き込まれる。岡山を描く二篇を収録する
横浜、神戸、函館、門司――四つの港町で起こった四つの殺人事件をタロット日美子と旧友の“港町探偵”が捜査する旅情ミステリー
国文学専攻の助教授が密室の浴室で絞殺死体で発見された。彼は生前、自分に万一のことがあったら萬葉辞典を読めと言い遺していた
横浜山手の異人館でシャンデリアから吊り下げられた男の死体が発見される。日美子の同級生が疑われるが、彼女も死体で発見される
ゴルフ場で知り合った三人にそれぞれ殺したい相手があり、交換殺人を計画。二階堂夫妻は鎌倉、横浜、藤沢の三事件の解明に乗出す
タロット日美子は上越新幹線の中で薬物による瀕死状態の女性画商の発見者となったことから、危機が迫り、夫の警部も怒りに燃えた
旧伯爵令嬢誘拐事件で、犯人は一億円の身代金を要求。“特急スーパーひたち”から並走する高速道路上の自動車に受渡し方法を指示
七月に開港される佐賀空港で一万五千人が参加したマラソン大会が行われた。転勤直後、レースに参加した新聞記者が殺人事件に遭遇
公害問題評論家の一人娘が誘拐されるが、脅迫電話はなんと男の子だった。犯人が指定した場所に出かけると、殺人事件が待っていた
東京発7時の二階建て新幹線の個室でイラク大使館員が殺された。同車輌にイラン人が乗り合わせていたから、国際的な問題となった
横浜市郊外に住む大地主が惨殺され、一家が呪われた血のためか次々と殺されていく。そして魔の手が少女に……。猟奇殺人を描く「赤蛇家の惨劇」と「天女消失」を収録。(影山荘一)
鎌倉の腰越に建つ予定のラブホテル建設に反対していた中小企業の社長と証券会社支店長が変死した。日美子が推理する長篇「タロット日美子の恐怖推理」ほか、短篇一篇を収録。(影山荘一)
経済省に勤める我妻章子は浪人中の弟の行状で高校時代の旧友二階堂日美子に相談する。タロット占いに長じた日美子が初登場する「OL現代詩殺人事件」と「黒い海の花」。(影山荘一)
仙台・秋保温泉で美貌のタレント国会議員が変死体で発見された。彼女の死は新幹線新駅設置の利権が原因と思われたが……。「東北新幹線殺人旅行」と「急行列車の秘密」。(影山荘一)
“オリエント急行で、必ず殺人事件が起こる”日本一周旅行に殺人予告が届く。江戸川警部活躍のトラベル推理「オリエント急行殺人旅行」と「寝台特急の声」を収録。(影山荘一)
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。