作品
大石内蔵助以下、四十七人の浪士たちが、亡き主君の無念をはらすため、吉良邸への討入りを決行。文豪の流麗な筆がさえる大長編完結
吉良邸に討入った赤穂浪士は、見事上野介の首級をあげ、内匠頭の墓前に供えた。浪士たちや家族のその後まで克明に辿る完結篇
同志との会合を重ねる内蔵助は、いよいよ江戸へむかう。吉良邸の襲撃に向け、浪士たちが準備を進める。大河ドラマ「元禄繚乱」原作
大石の江戸到着にともない浪士たちの動きも活発になり、本所へ移った吉良邸の探索もすすんだ。だが、脱落する浪士もふえてくる
(第5巻を参照)
内匠頭切腹後の混乱を見事乗り切った内蔵助は、単身山科に隠棲。浪士たちはそれぞれの思いを秘め、動く。愛蔵版で読む大長篇第二巻
無事に城明渡しを成しとげた内蔵助に、血気の浪士たちは一日も早い復讐を迫る。しかし、深い考えのある内蔵助は山科に隠棲する
忠臣蔵のスタンダードとして親しまれてきた文豪・舟橋聖一による『新・忠臣蔵』を、愛蔵本として刊行。第一巻は、赤穂大評定まで
忠臣蔵の発端から義士切腹の後まで事件の全容を、豊富な史料と考証をもとに克明に綴り、「太平記」「仮名手本忠臣蔵」も取入れてさらに深味と面白味を加えた決定版。(磯貝勝太郎)
(第一巻を参照)
呉服店や顧客と染色屋、仕立業との仲介をする悉皆屋の康吉は、軽薄に流れる時代風潮と芸術家としての良心とのはざまで苦悩する。戦時下に完成した舟橋文学の傑作を復刊。(泡坂妻夫)
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