作品
麻雀から足を洗い、会社員として汲々と生きる私の前に現れた李とドサ健。彼らが持ち続け、私が失った志は何だったのか? 完結篇
16歳からバクチを始め、今日は札束ワシ掴み、明日はすっからかんという修羅場の7年間。そんな私が、会社に勤めることになった?
「指を詰めろ」。ヤクザとの麻雀でイカサマがばれた私は、関西に逃れる。そこにはより過激な「ブウ麻雀」のツワモノがそろっていた
ドサ健、出目徳、上州虎……上野の焼け跡で命を賭け、イカサマの限りを尽くして卓を囲む仕事師たちの壮絶な姿を描く麻雀小説の決定版
純文学作家「色川武大」=阿佐田哲也が戦後の焼け野原を舞台に描く、本邦ギャンブル小説の最高峰!
傑作「麻雀放浪記 青春篇」や「雀豪列伝」シリーズから九篇など、阿佐田哲也氏が自ら愛した「麻雀小説」を生前に編んだ名作集
かつてバクチの世界でならした私も、すっかり中年男になってしまった。が、ふとしたきっかけで年若い友人を得て、麻雀にバカラに久しぶりに燃えた。(沢木耕太郎)
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