作品
脳梗塞の妻の言葉に励まされ、自身の戦争責任や自閉症の孫の家庭に起きた不幸から、辞退した叙勲を受けるに至る変化を描く中篇小説
大正12年岡崎の寒村に生まれた私は、尋常高等小学校卒業後、鉄道省に3年勤めるも中学校編入を決断。進学の志を貫く少年を描く中編
昭和20年代後半、医学を志していた「私」は家庭の事情で学業を中断して就いた教職に天職を見出し、教員になろうと決意する。実体験
国を守る砦となって殉死することが最高の美徳と教育されてきた当時の学生たち。不利な戦況や苦しむ市井の人々を見て心揺れる学徒兵の物語
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