作品
古書鑑定人など、古書店の周辺を彩る奇妙で素敵な人間模様。古典落語にも通じるキレのよい語りが光る。「背広・冬至の旅」「いちにのさん」「お百度」「くしゃみ」「あったとさ」。(谷沢永一)
春画を描く? 紙芝居屋が受けた妙な依頼が、彼らに見せた世界とは……。庶民の心意気を郷愁とユーモアの中に描く渾身の書下し
古本と、古本をめぐる人々のすがたや如何に。文章が粒だち、目の前に立ち上がってくる! との絶賛とともに直木賞を受賞した著者の、摩訶不思議にして味わい深いエッセイ51本を収録。
おなじみの古本の裏側や懐しい言葉、土地、味、ひとについての話がいっぱい。読者をいつの間にか不思議な世界に引きこむエッセイ集
蒐書狂、古書鑑定人、廃品回収業者など古書の周辺を彩る奇妙な人間模様。古典落語にも似たキレのよい語り、異色作家の受賞第一作
漱石の直筆だからと買ったら弔辞で売るのに苦労した話など、古書と古書店の客をめぐる、とっておきの話を達意の文章で披露する
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