作品
総合雑誌「文藝春秋」に載った中から精選され配列された名文章・好読物によって、激動の昭和史を俯瞰する。菊池寛生誕百年記念出版
七十五歳から絵を描きはじめた“田舎のふつうのおばあさん”の素朴な作品はたちまち世界中の人々の心を打った。全貌を伝える画集
甘党会席、京風オムライス、ドロリと苦い京風コーヒー、お寺で食べる精進料理、修学旅行生の人気土産――いままで語られることのなかった素顔を通じて京都の魅力に迫る。
ホーナーはなぜ一年で去ったか、その手掛かりを本書は教えてくれる(毎日新聞評)。小さな文化摩擦とファンへの鮮やかな記憶を残して去って行った“青い目の赤鬼”三十二人の秘話。
独自の歴史と文化をもつ沖縄県の魅力を新しい視点で考える。この一冊を抱えて街を歩くと、見過ごしていた風景も違った意味をもってくる。楽しい写真で再認識する南国の美。
赤胴鈴之助、まぼろし探偵、月光仮面、エイトマン、快傑ハリマオ、鉄腕アトムなど、かつて子供たちに夢と希望を与えてくれたスーパーヒーローが勢揃い。テレビ・ラジオ主題歌集付。
昭和三十年代、子供たちを熱中させ、やがて消えていった貸本マンガ。現在隆盛のストーリーマンガの原点は実はそこにあった。当時の主要作家二十人を一堂に集めて代表作を完全収録。
週刊文春の大アンケートによってベスト一○○に選ばれた古今東西の名作ミステリー二百余篇について、あらすじと解説を書き加えた便利なミステリー入門書。(権田萬治)
牛丼、ハヤシライス、ヤキトリ、ハムカツ、水ようかん――グルメブームの大都会にいまもひそかに生き続ける“味はA級、値段はB級”の世界。東京うまいもの徹底ガイド。
「オール讀物」掉尾を飾る名コラムの十七年分を一冊に。開高健、永井龍男、丸谷才一、吉行淳之介など二十四人の作家による珠玉の小品。エッセイの醍醐味が味わえる。(向井)
昭和五十六年八月二十二日、向田さんは台湾上空に逝った。向田文学を愛し、その死を惜しむ吉行淳之介、山口瞳、澤地久枝氏らによるオマージュを、懐かしい数々の写真で飾る。
六○年代後半、雑誌「ガロ」「COM」を中心にマンガはパワーを爆発させた。手塚、白土、つげ、永島ら名手三十二人の当時の傑作短篇を七百六十八ページにぎっしり収めた空前の書。
昭和56年9月号から59年12月号までに掲載された作品の中から、歴史故事、国際関係、世相、世事、故人の思い出など各界の有名人100人の人々による興味深いエッセイ
密やかな殺意の香りがあなたを包む。いずれ劣らぬ秀作ぞろいの「オール讀物推理小説新人賞」受賞作。西村京太郎をはじめ、珠玉のデビュー作をそろえたミステリーの饗宴。
本格的謎とき、ユーモアもの、社会派……力作ぞろいの「オール讀物推理小説新人賞」受賞作。赤川次郎をはじめ、気鋭の出世作を集めたアンソロジーで味わうミステリーの醍醐味。
世界一の魚市場・築地、マキシムや吉兆のような超高級料理店、流行のデリカテッセンがある。大都市東京の“食べものの世界”を探険し、何を選び何を食べるかを徹底ガイドする。
史上空前の民族的悲劇に終った満州の夢、そこで生まれ、育ち、生活した人々の手記によって、かつての満州のすばらしさと苛酷な難民生活を再現した、日本人必読の書
ご存じ月刊「文藝春秋」の巻頭を飾る、豪華執筆陣による名エッセイの数々。今回は昭和54年2月号から56年8月号までに掲載されたものの中から選び抜いた名品を収録
『文藝春秋』に掲載された随筆の中から選んだ百篇――二巻目は過去二十年間の作品から感動的な話、傑作な話を集めた。各界の人々による味のある文章をお届けする。
創刊以来の名物として現在に至った「文藝春秋」の巻頭随筆。十年間の随筆から百篇ずつ選び出した、ゆかいなエピソード、心温まる文章など、どこから読んでも楽しいアンソロジー。
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