作品
過去帳に記された見知らぬ名前。青年は父の一生を辿り始める。次第に明らかになる父の複雑な生い立ちとは? 泉鏡花賞受賞の秀作短篇集。「銀河の町」「駆ける少年」「痩せた背中」収録。
思いもよらぬ宿命の出逢いから二人の魂は引き寄せ合って……。若者たちの優しさ、あやうさを捉える小説集。「川べりの道」「かもめ家ものがたり」「朽ちる町」「帰れぬ人々」収録。(小関智弘)
自分は何に急かされてるのか……青年は過去帳から死んだ父の一生を追いかけてみた。表題作をはじめ、情趣溢れる秀作二篇を収める
思いもよらぬ宿命の出逢いから、ふたりの魂は抗えぬ力で引寄せ合って……。二十一歳の感性がつむぎだす“滅びゆくもの”への挽歌
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