作品
石原慎太郎都知事が唐津一、孫正義ら13人と政治・経済、IT等を語る。豊富な図版と注釈が入り、一冊で今の日本の石原流常識を網羅
「あなたの決断は誤っていないか?」最新の認知心理学の理論を基に、気鋭の精神科医が警告する。正しい意思決定をするための処方せん
真空飛び膝蹴りで一躍お茶の間のヒーローとなりながら、引退後忽然と姿を消し、謎のベールに包まれたキックの鬼沢村忠の真実
希代の怪盗・日本左衛門。その二代目が諸処に出没!? 十兵衛は彼の行方を追いかける。尽きない事件と各地の情趣が魅力の好評第三弾
電話の音が鳴る。受話器の向こうにはただ闇が待ち受けているだけだ。無言電話に悩む作家は、ひとりの女性を思い出していたが……
創作に異様な執念を燃やす画家の謎の死。密室殺人、移動する死体、そして首の無い怪人。本格ミステリーの醍醐味が凝縮された傑作
「僕・三十四歳。つき合っている女はいるけど、結婚はしない」。現代の若者の倒錯した恋愛を巡るエロチックで怖い話。傑作中篇小説
弟が結婚したり、自分は結婚しなかったり、二十一世紀になったり、三冊目の歌集を出したり。本や絵や芝居への愛が溢れるエッセイ集
「戦争を知り尽くした男」が夢みた新しい日本とは? 陸軍史上最大の奇才・石原莞爾の生涯と二十世紀の世界をダイナミックに活写する
教会に生まれた少年は、ただ一途に神の愛を求めた。だが、それは恐るべき悲劇をもたらすことに…。無垢な魂の彷徨を描いた渾身作
死体を「鬼」に見立てた連続殺人。友人を殺された女性刑事は「鬼を消す」という言葉を残して警視庁を去った男と協力し、真相を追う
ケネディの死、ヴェトナムの泥沼。発狂したアメリカの地獄を覗き見た三人の男の破滅と栄光。かつてない激烈さで綴る暗黒小説大作
追っ手の届かない闇先へ――。“逃がし屋”葛原に託された重要人物。国際政治の表と裏、あまりに哀しい愛憎、凄絶なる死闘の幕が上がった。
「一度だけ」と身を投げ出したおすずを信太郎はやさしく諭した。そのおすずが襲われ、自害して果てた。信太郎は盗賊一味を追う
年をとったからこそわかる人生の喜び――老妻と小犬と漢詩と一日三合半の酒と……。自分らしく、今を生きる、美しい老年の生活術
中学生五千万円恐喝事件で主犯格とされた少年の両親が自省を込めて語る悔恨の手記。私たちは親として何を誤ったのだろうか?
気鋭の政治学者が、衰退の危機を何度も乗り越えた大英帝国等を例に、日本に迫る内憂外患を分析、「失われた十年」からの再生を問う
最近の文芸誌がツマラナイ。「文学」はどこへ行ったのか。怠慢な文壇を厳しい目で批評する、初の“文学のフィールドワーク”
月刊「文藝春秋」連載「文士の逸品」の単行本化。森鴎外の双六盤、井上靖の靴等、百十六人の文士たちの愛用品を写真とエピソードで紹介
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