作品
文化大革命下に起きた香港暴動、ベトナム戦争でのテト攻勢。現地在住邦人救出に奔走した警察庁出向領事が明かす衝撃のメモワール
三組の若い男女の静かな日常。別々でありながらシンクロしあう不思議な現実。選考会で騒然たる議論を巻き起した芥川賞作家最新作
平成五年から三年間、著者は原因不明の激しい腰痛と異様な症状や障害に苛まれた。あらゆる治療に挑戦し、ある日、奇跡的に治った
死者との仲良し時間という貴重な体験を分かちあい、その「幸せ感」「至福感」の波動が、波紋のように大きく広がってゆきますように
日本型組織と西欧型組織とはどう違うのか?指導力なき指導者の時代をいちはやく予言した筆者の二十一世紀リーダー学のすすめ
崩壊した秩序を立て直し法治の世にする。この難事を為しとげた男。「神君」でも「狸オヤジ」でもない「政治家」家康の真面目を描く力作
源太郎と花世が放火事件に巻き込まれる表題作や、「かわせみ」に待望の長子誕生の顛末が描かれる「立春大吉」など、全八篇を収録
女性判事ソニアの担当した殺人事件裁判は、被告、弁護人はじめ知人だらけだ。公判の進展とともに60年代の諸相が甦り現代と重なる
(上を参照)
昨今群をぬく注目株。雑本古書漫画から哲学書まで、ジャンルにこだわらず本と遊ぶ人。気随気儘が信条の、これぞ散歩的雑学の粋!
文学修業。亡友立原正秋、埴谷雄高、遠藤周作の思い出。酒、カラオケから、政治、事件まで、文学者が見つめて、綴る、珠玉の随筆
毎日カジュアルな服装を可とした会社の思わぬ悲喜交々の話や画期的な地下鉄乗換マップを作った主婦のアイデア商法等、いい話満載
吉本ばなな論から、ついに読破した『大菩薩峠』まで。縦横無尽、軽やかにして深い最新書評コラム集。「厳選文庫50冊」のリスト付き
名文家・吉行淳之介の全作品から選りすぐった珠玉の三七六本の言葉集。男と女について、文学について、吉行の素顔がこの一冊で甦る。
豊饒な四季に恵まれた日本の山々は花と植物、そして秘められた歴史の宝庫。高尾山から槍ヶ岳、白馬岳まで山歴70年の目が選ぶ百山
筆一本で子育てに奮闘してきた肝っ玉かあさんの著者が、時に荒っぽく時にしんみりと語る、高校三年の“ショーネン”との日常生活
仕事で疲れた帰り道、貴方を優しくリラックスさせてくれる花は? 元気になりたい、癒されたい、そんな貴方に贈る花セラピーの本
それぞれん夢賭けて、そん夢破れたのが無鹿――。大友宗麟が作った理想都市・無鹿を訪ねての歴史幻視を描く表題作他傑作遺稿四篇
二流の政治家は孫子を読み、一流の政治家は韓非子を読む。マキアベリより千八百年前に生れた真のマキアベリスト韓非子の指導者論
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