作品
「ロミオとジュリエット」「ヴェニスの商人」等、名訳の誉れ高い五作を上梓。日本語による日本人のための最高の翻訳がここにある
神託で“活き仏”になって以来の数奇な半生、中国のプレッシャーによる亡命生活から得た世界観、人間観を率直きわまりなく語る
美人する、冒険する、交感する、男する……新しい「女性動詞」を獲得した女たちの素顔を生々しく捉えた異色の「録画」ルポルタージュ
「美人論」「美人研究」など女性の容貌を真っ向から取り上げて評判の著者がホンネで記す、女性を知的に理解するための四十九項!
鎖国日本に大ロシア帝国の存在を伝えるべく漂民大黒屋光太夫は女帝に謁し、十年後故国に帰る。が、幕府はこれに終身幽閉で酬いた
この人にしてこの書あり。みせかけの名著、マスコミ迎合の本を容赦なく難ずる、不羈の読書人。精神の解毒剤としての一冊である!
こんな小説があっただろうか? 千日の日記、千の視点、そしてそれを可能にした文体。二年を費した著者渾身の書下し長篇小説
(上を参照)
出生の謎からアメリカ大陸発見の秘話まで、コロンブス自らが綴った、いまだから語られる我が生涯。虚実錯綜する絶妙の歴史ロマン
天才の生活はホントに苦しかったのか? 駄洒落好きは何を意味するか? 18世紀ヨーロッパ学をふまえたユニークなモーツァルト像
林彪失脚を頑として認めなかった、ソ連批判を封じた、自社分析を理由もなく差しとめた朝日。元朝日記者が痛憤の思いで記した内幕
小説を書いてばかりでは味けない人生だ。合い間をぬって人々と出会い、気のおけない友とは酒をくみかわす。ああこれぞ豊かな人生
某月某日、都内某所。二年の間、毎月二人は会い、語らった。ユーミン、湾岸、新興宗教……。縦横無尽に時勢を斬る、対話の醍醐味
湾岸戦争、ソ連邦崩壊――激動する世界情勢に近代化そのものの意味と価値観を問う。国家の主権、尊厳とは? 碩学が示す日本の進路
日本史上初のF1ドライバー中嶋悟。ファンの期待を背負い’92年引退のシーズンをひた走る孤独な素顔に迫る感動のノンフィクション
ノッポで困った末、ノッポ服専門店を作って成功した男、四月一日放映のTVでまんまとかつがれた話等々心に響いて役に立つ挿話集
物見遊山でプラハに来た私はいつしか革命の只中にいた……。’89年東欧のルポを取り混ぜた表題作他六篇。これぞ新井ワンダーランド
社長秘書の修子は三十過ぎの独身。広告会社のオーナーの遠野と愛人関係を楽しんでいたが、遠野と妻の不仲が思わぬ展開をもたらす
著名な国際政治学者がスケッチを交えて綴った、旅、折々の人びと、父の想い出、故郷のこと、そして自ら弾くヴァイオリンの愉しみ
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