作品
山口組対一和会の抗争に女一人で突入したりゲイバー、競輪場、女子プロレス、エアロビクスなど人をかきわけのぞき見た体当たりルポ
夜鴉が無気味に鳴く。千住で二件の放火があった。火付盗賊改メ方の役宅で戦慄すべき企みが……平蔵危うし。江戸の町に何かが起る
これはかつて起こった物語ではない。現に起こりつつあることだ。俗流史観を排し、ありのままの「昭和」を描くノンフィクション小説
指導者・組織・人。戦争史にうかがう失敗の構造をこれほど鮮やかに分析した本はない。従来の歴史眼にとらわれない戦略的思考の世界
『気がつけば騎手の女房』で大宅賞受賞。生活がたちまち激変。夫や子供にも続々と難題が……。今度は主婦タレント業で大奮戦の巻
鯨取りの村・紀州太地で将来の筆頭刃刺と目されながら片腕を失った青年の夢と野望を軸に、西洋との出会いに揺れる幕末日本を描く
(上を参照)
三度のガン再発にも敢然と闘い、最期の日まで全力で生きたジャーナリストの講演「死への準備」を始めホスピス見学記、闘病記収録
シェイクスピア、ロレンスを始めとする西欧作家論、日本の近代を鋭く抉る「近代の宿命」など、文学や藝術、文明批判にわたる初期の作品群の内、不可欠の秀作を収録
一人の男のエゴに振り回される三人の女。建築家夫人、高級クラブのママ、女子大生、それぞれの生き方を通して現代の愛を描く長篇
多発する大事故や次々に出現する未知の事態をどう見、どう考えたらよいか。ビビッドな現場に取り組む著者が記す“現代の読み方”
北海道から九州までの名だたる“どんぶりメシ”を原寸カラーで展示して日本全国に“どんぶりブーム”をまき起こした超大型写真集
洋館の一室、空っぽの部屋、椅子のうえの血に汚れたシャツ、男の子の写真……母親の胸に芽生えた復讐の殺意。長篇恐怖小説の傑作
一匹の柴犬が子のない夫婦のもとにやって来た。家に来た日から最期まで、犬を“もう一人の家族”とした新田次郎文学賞受賞の愛犬記
「駅馬車」「騎兵隊」「荒野の決闘」――男の映画の傑作を生んだ名匠ジョン・フォードと仲間たちの男くさい人生を孫の目で綴る伝記
対馬で育った少年が、史上名高い村上水軍の海賊集団に加わり、“海のウルフ”に成長していく青春をえがいた直木賞受賞の海洋小説
アメリカの新聞雑誌から、また自身の体験から、ユーモアとペーソスがあふれる“とってもいい話”がいっぱい。素敵なアメリカ読本
ちょっぴりドジでも、体力・気配り・プロ根性では負けません。海外旅行添乗員にトラバーユした新人ギャル・由美子の大爆笑奮戦記
国際報道記者であり大宅賞受賞者であり文学新人賞の受賞者。惜しくもガンで逝った著者の記事、ルポ、評論、随筆、創作を収録する
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