作品
品川の廻船問屋への押し込みは、乳母の娘の証言で捕らえられたが、賊が島抜けをし、娘は「かわせみ」に預けられる。表題作ほか全八篇
江戸で次々と起こる誘拐事件。一方、愛らしい女剣士が「かわせみ」に現れる。表題作ほか、「秋の七福神」「湯の宿」など全九篇収録
富岡八幡宮恒例の牡丹市で持ち上がった時ならぬ騒動。一位の花は果たしてすり替えられたのか? 表題作ほか「梅屋の兄弟」など全八篇
東吾とるいの活躍で大評判の「御宿かわせみ」シリーズ。著者が第一巻から改訂しなおして決定版に。あわせて本文活字も9ポになった
義侠心にあつく、滅法腕っぷしも強い岡っ引の衣笠卯之助。維新前夜の横浜を舞台につぎつぎ難事件を解決してゆく痛快熱血事件帖!
外国船で賑う横浜を訪れた東吾。美人局に身ぐるみはがれた英国人船員のために一肌ぬぐことになるのだが……。表題作ほか全八篇
函館戦争に身を投じ、壮絶な戦いの場にあって敵味方の区別なく負傷者の治療を行った医師・高松凌雲。その生涯を描く幕末歴史長編
長寿庵の長助がお上から褒賞を受けた。町内あげてのお祭騒ぎの中、心境複雑な女房おえいの目前で事件が起きた。表題作ほか、全八篇
盗賊の子と火盗改めの妹、隠し子二人の運命を描く特別長篇「炎の色」と、著者の急逝で未完となった「誘拐」他二篇収録の最終刊
部下思いの“仏の平蔵”らしい慈愛溢れる六篇を収めた二十一巻と、正体不明の敵に自らの家族まで狙われた鬼平の苦悩をえがく二十二巻
面白半分で首を突っこんだ仇討ちが意外な展開になる「助太刀」。おまさの旧知の女盗が辿る哀切な人生を描く「引き込み女」等を収録
名前さえない不思議な居酒屋に平蔵が立ち寄ったその日、店は襲撃された。傑作長篇「鬼火」の十七巻と「蛇苺」他五篇を収録の十八巻を刊行
二夜続けて同心が殺された。火盗改方を挑発する兇刃に平蔵の闘志が湧き上がる。長篇ならではの興趣に満ちた(十五)「雲龍剣」と(十六)刊行
盗賊のモラルを守りぬく真の賊が、畜生ばたらきの一味を成敗する「一本眉」、平蔵自ら賊に扮する「殿さま栄五郎」他、各六篇を収録
盗賊のモラルを守りぬく真の賊が、畜生ばたらきの一味に仇をなす「一本眉」、平蔵自ら賊に扮する「殿さま栄五郎」他、各六篇を収録
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