作品
“秋晴れや古稀とはいえど稀でなし”愛子会心の句を“この土手にのぼるべからず警視庁”なみと評す冬子。そこまで書くの? 辛口本音
キライなものは嫌い、筋が通らぬことは許せない。齢八十、気概と気合で日々を過ごす著者の、過激で愉快なエッセイシリーズ第五弾
「リコンしたおじいちゃんのことアイしてた?」と孫に聞かれてあわてたある日、本人が訪ねてきて……などなど傑作エッセイが満載
北海道の丘の上に家を建てた!が、至福の時は続かず、家は奇怪現象に襲われる。訪れた人生最大の不条理を受けてたつ、心霊対話問答
叙勲の当日八郎が急死。桜のなか母シナも逝った。そして一人残された愛子が見据える佐藤家を灼き尽くす因縁の炎のゆくえ。完結編
久が金銭苦の果て女と心中。悲しむ老父紅緑を冷やかに眺める八郎の眼。戦争を境に佐藤家の世代替りと新たな苦闘の時代が始まる…
それは当代随一の人気作家、佐藤紅緑が、新進女優を狂おしい程愛したことに始まった。ハチロー、愛子…佐藤の一族の壮絶な生の姿
百万円貸した整体師Kが夜逃げ?しかも我が家の車で!!心安らかな老後の日々を望むはじめから騒動また騒動が。抱腹エッセイ第三弾
「離婚したおじいちゃんのこと、アイしてた?」と孫に聞かれた慌てたある日、本人が訪ねてきて……。猛烈愛子さんの愉快な老後の日々
古希を迎え、心静かな日々を送るはずが、何故こう珍なる事件ばかり起こるのか? 抱腹絶倒、世の憂さなど吹き飛ばすシリーズ第二弾
百万円を貸したはいいけれど、敵はいつの間にやら雲隠れ。なんでいつもこうなるのか!読めば元気がでる、大好評シリーズ第三弾
妊娠中の娘から二羽のインコを預かったのが受難の始まり。さらに仔犬、孫の面倒まで押しつけられ、平穏な生活はぶちこわし。ああ、我が老後は日々これ闘いなのだ。痛快抱腹エッセイ。
七十歳で家を建てる猛烈ばあさん愛子さん。金策、地境のもめごとは片付けたが、一つだけかなわぬ敵がいた。好評「我が老後」続篇
小説の執筆、鳥や犬の世話、孫の面倒……ああ、日は暮れなんとして戦いやまず――痛快、爽快、愉快!“イジワルばあさん”の随想集
第二次世界大戦の日本軍のなかにいた台湾出身の中村一等兵。台湾名スニヨン。彼はモロタイ島に残置され、戦後二十九年日本の敗戦を知らなかった。その空白の歳月を哀惜する長篇。
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