作品
徳川四天王・井伊直政の養母、直虎。彼女は先を視る不思議な力を持っていた。戦国の世に領主となった女の熾烈な一生を描いた渾身作
子宮摘出手術を受けた冬子が同性愛体験などを経て女としての歓びを取り戻していく。性の悦楽と女性再生の葛藤を描いた異色の大作
警視庁捜査一課の岳彦、I県警上野山署の日菜子。悩み、葛藤する2人の行く先は――男女の警察官が織りなす異色の遠距離恋愛警察小説
山中で棒を振り回していた少年は、13歳にして試合相手の頭蓋をかち割った――。自身も剣の達人である著者が描く凄絶なる歴史長編!
ビール片手に愛用の古いワープロにびしびしと打ち込む熱いコラムから、頑固で鋭いブンメイ批判まで。赤マントシリーズ第21弾
イギリスもおいしかったけど、日本にはもっとおいしいものがあったのだ、と縦横無尽に語りつくすリンボウ先生の至高の和食文化講義!
簡にして要を得た骨太な粗筋に、刊行当時の木版画230枚を添えて、詳細を極めた解説。深い理解に導かれる、伝説的名著の復刊!
上方の米相場で大儲け、大金を隠し持っていると噂されるご隠居。金目当ての連中は、あれこれ詮索するが、当の本人は柳に風で……
進学のため上京した横道世之介18歳。愛すべき押しの弱さと隠された芯の強さで、様々な出会いと笑いを引き寄せる青春小説の金字塔
秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦。事件の鍵は、淡路島と伊勢を結ぶ1本の線にあった。底知れぬ闇が、浅見を戦慄させる
生活保護給付金より低い「最低賃金」から親の年金で暮らす「パラサイト・中高年」問題まで、社会保障の矛盾と再建への道筋を論じる!
神楽坂で七福神めぐりが流行るなか、石像に頭を潰され〈寿老人〉が亡くなった。根岸肥前が江戸の難事件を解決するシリーズ第10弾!
町田の駅前、大友鉄は想定外の自殺騒ぎで現行犯の老スリを取り逃がしてしまう。その晩、死体が発見され……大人気シリーズ第4弾!
浪人となった挙げ句に人を斬った幼馴染みは、公儀を恨むという言葉を遺して死んだ。“剃刀”久蔵は友の死の裏を探る。新装版第7弾
人の善根を信じる若き町年寄が、闇の集団・百眼の情報力と熱い人情で江戸の問題を解決する。男の心意気が光る書き下ろしシリーズ
焼け跡の東京をさまよう殺人鬼の闇、それを追う警視庁刑事の封印された過去。あまりに圧倒的なミステリ大作。「このミス」3位
北関東の紅雲町でコーヒーと和食器の店を営むお草。詐欺まがいの不動産取引について調べ始めると、因縁の男の影が。シリーズ第2弾
琵琶湖疏水に浮かんだ男の死体。親友の死の謎を追う若き僧侶は、やがて巨大宗派のスキャンダルを知る。松本清張賞作家の意欲作
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