作品
シリーズ誕生五十年になる『鬼平犯科帳』が、より読みやすい文庫決定版で順次刊行開始。さあ、読んでから観るか、観てから読むか。
父である「本所のへいぞう」を探すために、京から下ってきた女絵師。果たして、この女は平蔵の娘なのか。まったく新しい鬼平の貌。
特別対談 池波正太郎×江國滋/中村吉右衛門×常盤新平/山本一力×石田衣良、密着ルポ・春日太一『鬼平犯科帳THE FINAL』、傑作選「五年目の客」「狐火」 ほか
江戸の道場の後継者に浪人が決まった。その決定に門弟の不満が続出。不穏な空気に包まれた道場に異変が……。「後継ぎ」等四編。
辰蔵との試合で見事に勝った長八郎。突如何者かの襲撃で兄を失う。仇討ちを願い出た長八郎だったが……(坊主雨)。全四篇収録。
“相州屋”の押し込みで店に居た者は皆殺しに。火盗改メは手掛かりとなる謎の男の存在を探すが……(「蟻の一穴」)他、全四篇収録。
文藝春秋の電子書籍約3000点を対象にして、2015年1年間全ての電子書店の電子書籍売上を集計した、電子書籍ベスト100です。
力士・荒海の幼馴染の市兵衛は盗賊の助人稼業をしている。昔の仲間の誘いを断ると相手は荒海を誘うと言い……(花相撲)。四話収録。
浅草は柳川藩邸の太郎稲荷は疱瘡除けの利益で名高い。藩は参詣の有料化を図るが、そこに犯行予告が届く……「初午」など四篇収録。
鬼平犯科帳が生まれた舞台裏から、作家が見た鬼平と池波さんの凄み、そして現代を生き抜くための鬼平の名言まで。あらゆる読者におすすめの1冊。
誰が呼んだか神明小僧。金持の屋敷から盗んだ小判を貧乏長屋にばら撒く盗賊と火盗改の過去の因縁とは……「神明小僧」など四篇収録。
2014年も電子書籍の市場は大きく拡大しました。文藝春秋の電子書籍も大きく売上げを伸ばした1年でした。それでは一体どんな本が読まれているのでしょうか?
テレビドラマ化、舞台化、漫画化など、日本人では知らぬ者のいない大人気の鬼平シリーズを全話収録したシリーズ全24巻(文春文庫)が、電子書籍の合本として登場。
梅雨の頃、お熊の店で倒れた病身の浪人。道場に現れた凄腕の剣客。平蔵を間に交錯した二人の因縁とは…「送り梅雨」など四篇収録。
文春文庫から電子書籍化されている作品から、時代、ジャンルをこえて魅力的な作品100冊を選び『文春文庫 電子書籍ベスト100』を制作しました。
裏ではびこる悪事も決して見逃さない――ハードボイルドの調べにこだわり抜いた逢坂剛版・平成の長谷川平蔵シリーズ待望の第二弾。
出初式を控えて稽古に励む江戸の火消しが、梯子の上から怪しい浪人を目撃。その裏にうごめく陰謀とは……「火消しの誉れ」ほか四篇。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。