作品
転々とする女性被害者の証言。女のエゴと男の見栄の激突。裁判という熱い人間ドラマのなかに、心理の綾を描き切る、サントリーミステリー大賞受賞の滋味豊かなる長篇。(石和鷹)
どうしようもない男に、中途半端な仕事……単調な生活に、ほんの少しの変化を待ち望む女たちの姿を描いた、心揺さぶる8つの短篇
ショッピングセンターの片隅に場所を構える元OLの占い師、ルイーズ吉田。子供から大人まで様々な悩みを持つ人たちが訪れて……
不安と迷い大きい“末法の世”を生きる現代人へ、浄土真宗24代門主が贈る人生の書。「誰もが救われる」と説く親鸞の思想が甦る
博覧強記のふたりが400冊もの膨大な愛読書を持ち寄り、総合知をテーマに古典、歴史、政治、宗教、科学について縦横無尽に語った
傑作「山月記」の原案「人虎伝」は実は当時よく知られた話だった。なぜ「山月記」だけが生き残ったのか? 隠された友情を読み解く
ベテラン外科医考案の食事療法が進行がん患者の6割に効果を挙げている。「塩の代わりにレモン」など今日からできる“わたよう式8項目
大正生まれながら「今が一番鮨を握る数が多い」小野二郎の語る言葉には、鮨、職人、時代、そして日本についての箴言があふれている
掛け捨ては損なのか? 「一生涯の保険」は本当に必要か? など、ネット生保の若き副社長が初めて明かす、生命保険のウラのウラ
周囲の期待通りに「偽りの自分」を生きていると感じる人たちがいる。「代償的自己」をキーワードに説く「自分の人生」を実感できる方法
マンガ家、テレビタレントとして活躍中のある日、突然の難病宣告。何にもなくても人は生きていけるというポジティブ境地に私はたどりついた
創業者・服部正の強いリーダーシップの下、多様な技術者集団に育った構造計画研究所。供に夢を育んだ現会長富野が愛を込めて綴る
指輪奪取作戦に“追憶のまほろロマンス”、由良と行天の奇妙な1日など、笑いと切なさを綯い交ぜに紡がれた「多田便利軒」外伝7篇
スターリンが、毛沢東が、マッカーサーが、トルーマンが、金日成が、そして凍土に消えた名もなき兵士たちが。血の肉声で綴るあの戦争
物事を巨視的に見る時代は終った。生活の狭小なところに興味を持ち、そこに喜びを見出そう。まず君のパンツの値段はいくらか?
心温まるポエジーと、不思議の世界に迷い込んだかのようなファンタジーの傑作選。数々の受賞歴がある詩人の、3年ぶりの短篇集!
この混迷の時代に、日本は米中の狭間でいかにして生き残るべきか。自滅からの脱却のための新国家戦略を櫻井よしこ達が指し示す
ストッキング会社社長「リッちゃん」こと小仲律子は、樹里の自慢の伯母である。その女傑が年下シェフに一目惚れしたから、さあ大変
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