作品
旬の選手やチームを取り上げ、ちょっといい話を紹介する雑誌「ナンバー」の名物コラムが一冊に。長年球界を見続ける著者の視点に注目
文春文庫30周年記念企画。「砂の器」で再び注目を浴びている松本清張の傑作短篇を宮部みゆき氏がセレクト、すべてに解説を付す
異国のシャトウで繰り広げられる美貌の妻の性的調教。それを見つめる医師の夫。背徳の行為がもたらすのは何か? 衝撃の問題作!
小川のほとりで酸漿を鳴らす娘は別れた母を探していた……。表題作ほか、「玉菊燈籠の女」「能役者、清太夫」など全六篇を収録
武芸の各流派には、それぞれ奥義の太刀がある。各流剣の秘術創始にかかわる戦慄のドラマを流麗に描破した七つの剣豪小説集である
立原章司、四十歳。前触れなく躰に生じた違和感……。ただそれだけが平凡なサラリーマンを凶器に変えた。ハードボイルド傑作長篇
二家族六名が一夜にして殺害された事件と、自分の身元を一切明かさず六年の実刑を宣告された男。彼はなぜ沈黙を守り続けるのか?
昭和三十年代、人々は映画の中に「明日」を夢見ていた。日活とそこに集ったスター達を通じ経済成長前夜の時代精神を描いた長篇評伝
マンハッタンで十年間バーテンダーをした女性による歯に衣着せぬ業界裏話。正しい飲み方から客の奇行ぶりまで、とことん酔えます
イタリアワインってフレンチに比べて、種類が多すぎて何を飲んだらいいか混乱しませんか。この本があればお気に入りの一本発見です
法曹界の大規模贈収賄事件を摘発すべくFBIの選んだ手段は、敏腕弁護士を使った大胆な囮捜査だった! 『推定無罪』を凌ぐ傑作
いずれも奇怪な人々が住む集合住宅、望楼館。住人たちを癒し、再生に向かわせた者とは。繊細にして野心的な俊英のデビュー長篇
浅見光彦の義姉に届いた一通の手紙。中には、セーラー服姿の二人の少女が写ったセピア色の写真と謎めいた脅迫の言葉が入っていた
牢屋敷に捕らわれの身の、世之介ばりの色男・瓢六と、無骨な同心・篠崎弥左衛門との凸凹コンビが、難事件を次々に解決する痛快譚
松村劭、唐津一、和田秀樹、安延申の各氏に著者が鋭く迫る、マーケティングの本当の意味、その極意。本書には販売のヒントが満載
山河に生きる卓越した技能をもちながら賎民され、歴史の闇に沈んでいった自由の民よ! その起源を追い、末裔をたどる知の冒険記
巨大タンカーが謎のテロリスト集団に乗っ取られる。爆薬を積んだ船は東京湾に進入。犯人の要求に日米首脳は苦渋の決断を迫られる
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