作品
衝撃的な三笠宮さま双子説を検証して公表、一躍月刊誌週刊誌で話題になった秘話を、九十人の皇室関係者の証言と資料をもとに詳述
布施新也が週刊誌ウェンズデーのために撮ったスクープ写真。その背景に一組の男女が写っていたことから、事態は思わぬ方向へ……
20年前に起きたテレビCMの事故が、二人の男の運命を変えた。男は、もう一人の男の死の謎を解くべく孤独な戦いに身を投じる……
殺人を犯し、カトリック系の救護院に逃げ戻った朧。性と暴力の衝動のなか、朧は“神”を考え続ける。『ゲルマニウムの夜』の傑作続篇
スペインに魅せられ、惚れ込んだ著者の四半世紀におよぶ旅の体験から、“スペインの鉄人”になるためのコツをすっかり伝授します
現役フライトアテンダントによる抱腹絶倒のエッセイ。蛇を持ちこむ客、体臭ふんぷんたる客、トイレでHにはげむ客への「対策」は?
臍を整形したい少女、女性の膝を愛する中年男、育毛剤に手を出したサラリーマン、大きな尻を気にする少女……新感覚ホラー小説!
世を厭い、人を呪って生きてきた「私」。その生の無限の底にうごめき、人を狂わせる情念を描ききって慄然とさせる七篇の傑作短篇
精神科ってどんなところ? こわい、危ない、そんな世間のイメージは 間違っている。漫画と文章で分かり易く綴る爆笑通院体験記
南長崎、八ヶ岳で全国のソバ通を唸らせた手打ちそばの店“翁”。その主人が語るライフ・オブ・そば。読めば必ずそばが食べたくなる
署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か……。男たちの矜持がぶつかりあうミステリ短篇四篇を収録
護身術のHPで有名な女性が惨殺された。どうもハッカーの仕業らしい。電脳犯罪担当刑事と元ハッカーがコンピュータで犯人を追う
軽井沢のセンセの陰謀で俳優・榎木孝明の依頼を受け、浅見光彦は鹿児島へ。榎木の母を脅迫する何者かの言う「黄金の石橋」とは?
酒神バッカスの中近東から仏伊、イベリア半島、そして新大陸に至る。ワインの物語に秘めたる思い出を綯い交ぜてかもされる極上の随筆
満月の夜、死者に再会できるという言い伝えのある蓬莱島。集団カウンセリングを受けるために島を訪れた夫婦を待ち受けるものは?
あたし十九歳ホステス。「身体磨いとったほうがよかよ」は伯母の忠告。逞しく可笑しい女系家族を描く表題作など新鋭女流の傑作集
若者を熱狂させる音楽に混入する不気味な音の正体は——。人気バンドマンの“音”への偏執を描く表題作他三編を収録するシリーズ三弾
産婆のオバァのおまじないで我が子の姿を消された津奈美は、正徳じいさんの知恵を借りて、井戸から「陰」の世界へ飛び込んでいく
育児サークルへの嫌がらせの犯人は? 仁木探偵事務所に持ちこまれるささやかだけど奇妙な謎は美少女・安梨沙の助けで鮮かに解決
「あたしの家の天井裏には天井男が棲みついているんだ」。荒唐無稽な老婆の妄想か、それとも……。超絶技巧で紡がれた、目くるめく騙し絵
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