作品
著者は二十代に「三十すぎると自分に可能なことが地図のようにはっきり見えてくる」との言葉に強い印象を受けた。しなやかな感受性を通して見た異国、自分自身を語る。(新井敏記)
どんな作家にも呑み込まれないぞとの気負いを少年時代に抱いたという著者が、優れた読み手との評判を得た連載書評と井上ひさし、向田邦子、山本周五郎らの作家論を収録。(杉山隆男)
ノンフィクション作家として真摯に方法論を模索しつづけてきた著者が、何故書くのかについて語るとともに、体験的な取材論、ニュージャーナリズム等について率直に綴る。(黒川創)
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