辛亥革命で中国が激動のさなかにあった100年前、東洋史学者の内藤湖南は『支那論』で、歴史的素養に裏打ちされた冷静な現状分析を提示し、当時の日本人に中国認識の指針を与えた。過大評価も過小評価もなく、湖南の慧眼は中国の本質を見抜いていたのだ。
そしていま、急速に台頭する中国が再び我々の前にいる。今後、中国はどうなるのか。
湖南の洞察を手がかりに、21世紀の「支那論」をここに問いたい。
●習近平体制、独裁ゆえの脆さ
・習近平中国に毅然と対峙せよ 櫻井よしこ
・幻想の大国を恐れるな エマニュエル・トッド
・「新冷戦」米海洋同盟VS中国 勝者の条件 エドワード・ルトワック
・習近平はヒトラーよりスターリンだ 中西輝政
●ウイグル・チベット・香港・台湾 VS中国
・ウイグル「強制不妊手術」の残虐 エイドリアン・ゼンツ
・香港は習近平に屈しない 安田峰俊
・習近平の「台湾併合」極秘シナリオ 峯村健司
・日米豪印「クアッド」で台湾を守れ 細谷雄一×梶原みずほ×山下裕貴
●21世紀最悪の監視国家
・「習近平思想」を必修化する中国 福島香織
・狙われた「LINE」と「個人情報」 峯村健司
・宇宙を支配する「量子科学衛星」の脅威 青木節子
・武漢ウイルス「人工説」を追え! 近藤奈香 ほか
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