鳥に変身した男をめぐる惨劇を描く文學界新人賞受賞作と、絶滅したはずの恐竜に母を飲まれた女性を襲う恐怖を描く最新作他1篇
「ひとが鳥に化けるって!」「恐竜がお母さんを呑み込む?」「まさか、胡蝶蘭が!」と意表をつく展開に息を呑むことでしょう。最近の若い作家のなかには、かつての自然主義的リアリズムにとらわれない作品を発表しつづけるひとたちがいますが、藤野さんもそのひとりです。では、小説にとって〈リアル〉とは何でしょうか。藤野さんの作品を読みはじめれば、そこには強靭な筋肉をもった文章が小説的現実をしっかりと支えていることに気づきます。一方でそこから逸脱しようとするファンタジーが息づいている。そのふたつが拮抗するスリルとサスペンスこそが大きな魅力です。(NY)
作家。1980年生まれ。『爪と目』『青木きららのちょっとした冒険』
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