作品紹介

突然降ってわいたように起こったスキャンダルは、まるでギリシャ神話のような家族の悲劇だった――。
かつては「ウディの映画に出演すればオスカーを獲れる」とまで言われ、ニューヨークを象徴する文化人のアイコンとして名声をほしいままにしたウディ・アレン。ハーベイ・ワインスタインのセクハラ暴露をきっかけに世界中に広がる#MeToo運動で、またもやハリウッドを干されている。
四半世紀前に勃発した、元交際相手ミア・ファローの養女への性的虐待のスキャンダルは、法廷闘争にまで発展し、いまもなおミア側との間で泥沼の様相を呈している。ミア・ファローや養女のディラン、ウデイの実の息子であるローナン・ファロー、当時のベビーシッター、ミアの養女でウディの現在の妻スンニたちの証言や記録をもとに、在米20年、ハリウッドを見続けた著者が公正な視点で虐待があったのかどうかその謎に迫る。
永遠に本人にしか分からない謎に、当時の記録をもとに公正に迫る。

担当編集者より
外国に行けば国賓級の扱いを受けるあのウディ・アレンが、ミア・ファローの養女スンニと結婚したことで、四半世紀前に騒がれた、養女への性的虐待疑惑が立証されたと思っていました。また全米公開できなかった「レイニー・デイ・イン・ニューヨーク」をめぐる出演者たちのウディとの距離の取り方や、俳優女優が猛烈に批判をすることでウディは映画を二度と撮ることはできないと思いました。しかし、本書で語られるのは、公平な視点で描かれたウディ像。ウディは犯罪者なのかどうか、本書を読んで自分の視点で見極めていただければと思います。
目次
はじめに
ミア・ファローの子供たち一覧

第一章 二度の結婚と二度の失敗 
第二章 ダイアン・キートンと十七歳歳の少女
第三章 ミア・ファローと子供たち
第四章 スンニと禁断の愛 
第五章 八月四日とマスコミの大騒ぎ
第六章 刑事捜査と親権裁判の行方
第七章 ディランの叫びとローナンの台頭 
第八章 モーゼスの告白とアマゾンの裏切り

終わりに

著者

猿渡 由紀

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