シンガポールのマンションを舞台にした連作小説『タンブス荘の人々』、原稿用紙数枚の中に小説の妙味を盛り込んだ『掌で掬う人生』、ベストセラー『老いの才覚』に通じる名エッセイの数々と、バラエティーに富んだ内容です。
〈Essay 序曲〉
人生の決算書
ヘソクリの猫
〈Novel タンブス荘の人々〉
背徳者
奇妙な花
一隅の光
コロニアル・カフェ
マドラスゾーンの木陰で
〈Essay 間奏曲〉
植物の知恵
立ち位置からの眺め
店じまいの時期
現世にない極刑
人間のおしまい
〈Novel 掌で掬う人生〉
忙しくない日々/落ち葉/ドアの前で/魚と少年/地下鉄/モカの香り/砂金採り/二本の金鎖/沼/漁師/白梅/聖堂守り/こんにゃくの味/靴屋/峠の食堂/石の合唱/ローストビーフの行方/美しい儀仗兵/坂道/会議の楽しみ/喉飴/車窓の顔/藤色の傘/桜吹雪/ウッズと豆の木/キノコの家/卵の記憶/カリスマ/冬のシクラメン/日溜りのテーブル/箱男/何でもあり/似た者同士/午後の疲労/チョコレート広場/律儀なけちんぼ/涙/夕映えの柿/去年の栗/幽霊科/長い灰色の塀
〈Novel フィナーレ〉
或る男の肖像
クッキーの庭
銃は荒野の首飾り
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