村上さんはクラシック音楽をこんなに愛しているのかと驚きをもって迎えられた書物の第2弾。よりマニアックになって帰ってきた。
村上春樹さんはジャズファンとしてよく知られていますが、クラシック音楽への情熱も尋常ではありません。高校生の頃から名演奏のLPを収集されてきました。その成果が昨年刊行された「古くて素敵なクラシック・レコードたち」です。コンパクト・ディスクからストリーミング・サービスに移行しているこの世界に抗うように、愛惜してやまない500枚のLPについて縦横無尽に記し大好評を得ました。そして、1年数ヶ月が過ぎ、村上さんは第2弾の原稿を脱稿されました。1冊では足りなかったのです。コロナ禍という状況も関係あることは前書きからも窺われます。グレン・グールドによる「ゴルトベルク変奏曲」やモーツァルトやブルックナー等々、次から次へと音楽愛を語り、それぞれの演奏の特質について縦横無尽に語ります。読んでから聞くか、聞いてから読むか、愉しみは尽きません。
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