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それでもこの世は悪くなかった 佐藤愛子

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2017年01月20日
ジャンルノンフィクション
コード1666111600000000000Q
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『それでもこの世は悪くなかった』(佐藤愛子)
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それでもこの世は悪くなかった 佐藤愛子

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2017年01月20日
ジャンルノンフィクション
コード1666111600000000000Q

苦労するまい、と頑張る必要はないんです

人から見たら悲劇かもしれない人生。
しかし、正々堂々、力いっぱい生きた私はいま、満足だ
――こんな佐藤愛子は、どうしてできた?

ワガママ盛りの6歳で聞いた乳母の言葉は、思えば初めての人生の教訓だった。以来、父・佐藤紅緑、母、先輩や友の影響を受けて出来上がったのは、「他人から理解されないばかりでなく、自分でも何かわけのわからない、ヘンな佐藤愛子」。
そして二度の結婚に失敗、夫の借金に巻き込まれ、それでも人は幸福に生きられる!
93歳、初の語り下ろし人生論。

佐藤愛子を作った言葉
「なんぼお嬢ちゃんやかて、大きゅうなったらどうしてもせんならんということが、世の中にはおますのやで」(乳母)
「豆腐屋のオッサンかて校長先生かて、おんなじ人間ですがな」(母)
「カネカネという奴にろくな奴はいない」(父・佐藤紅緑)
「女に小説は書けないよ。女はいつも自分を正しいと思っている」(師・吉田一穂)
「君はね、平林たい子さんのような作家になりなさい」(師・北原武夫)
「苦しいことが来た時にそこから逃げようと思うと、もっと苦しくなる」(師・臼井栄子)
「君は男運が悪いんやない。男の運を悪くするんや」(友・遠藤周作)

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93歳“荒らくれ女”の幸福論
読書(文春オンライン 2017.01.29)

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