遭難をめぐり、人間の本質を深くえぐった初期短編集冬山の峻厳さを描く表題作のほか、「地獄への滑降」「遭難者」「遺書」「霧迷い」など、遭難を材にとった迫力溢れる山岳小説全十編。
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ベストセラー『雪のチングルマ』は昭和46~48年の発表作を収録しているが、『冬山の掟』は、昭和30年に『強力伝』でデビューした著者が昭和32年から46年にかけて発表した作品を収録。草創期の勢いが感じられる傑作です。
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