食卓に残された炊きたてのご飯。失踪した家族を追う女性ライターは、同じ埼玉県の連続通り魔殺人事件を追う推理作家と遭遇する
埼玉県蓮田(はすだ)市、黒沼の畔(ほとり)に建つ2つの名家で起きた一家惨殺事件と失踪事件。ライターの五十嵐みどりは取材を通じて4人家族の闇を浮き彫りにしていく。一方、戸田市では謎の連続通り魔事件が発生。売れない推理作家の「僕」は、小説の取材にと容疑者の尾行を開始する。2つの事件が交錯する驚愕のサスペンス。解説・村上貴史
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